「いけねェ、ミンチにしちまったゼ 弱すぎるゥ〜〜〜グヒッ!」
プロフィール
■キャッチコピー:(初代)「最凶の巨大忍者」
■生年月日:1759年7月25日
■年齢:(初代)29歳(真)30歳
■出身地:アメリカ テキサス州
■身長:112インチ(284.48cm)
■体重:1380ポンド(625.95kg)
■血液型:A型
■武器銘:FUJIYAMA(鎖鎌)
■格闘スタイル:我流忍術
■好きなもの:自分より太ったヤツ
■嫌いなもの:やせたヤツ
■コンプレックス:オバチャン顔(ハクをつけるために入れ墨をしている)
■尊敬する人:いない
■剣の道について:ジャマなヤツをぶっ殺すだけのもの
■家族構成:5人の子分たち
■特技:忍術
■趣味:財宝集め
■大切なもの:今まで集めた財宝全部
■平和だと思うとき:盗みが成功したときの酒盛り
■好みのタイプ:じつは忍術の師匠
■現代社会での彼らは…?:お肉屋さん
CV:臼井雅基(初代、覇王丸地獄変、SVC、天下一剣客伝※六番勝負版)/佐藤巧(天下一剣客伝)/利根健太朗(2019)
概要
3mに手の届こうという身長と、600kgを超える体重の大男。悪のアメリカ忍者にして大泥棒である。
「グフッ」ではなく「GFッ」と笑う(細かい部分で発音が違う)。19歳の頃に失恋を体験してから暴飲暴食の日々を送ったため、人間離れした巨体となる。盗みに関しては天賦の才を持ち、保安官に捕まることは一度もなかったが、あるとき罠にかかり投獄されてしまう。このときに保安官が言った「ニンジャ」に興味を持ち、日本へ渡った。
ガルフォードとは同門だが、修行時代から仲が悪く、パピーを蹴飛ばしたりその名前をあっさり忘れる。師匠(綾女)に師事したのはほんの僅かの間で、「ニンジャの技術は全ていただいた」と言って勝手に師匠の下を離れ、それ以後は我流忍術を開発した。
自分より太った人が好きで、特に『SVC CHAOS』のヒューゴー及び『剣サム』の4回戦に出てくる妖怪腐れ外道との掛け合いや勝利メッセージではそれが顕著である。同じアメリカ人であるガイルに仲間意識を持つものの姿、格好から祖国の面汚しと酷評され断られている。
『サムライスピリッツ』シリーズで戦う目的は基本的に財宝目当てであり、初代作品ではマヤの秘宝「パレンケストーン」を狙って世界中を渡り歩いた末にエンディングにて天草四郎時貞の元からまんまと山積みの千両箱も分捕っている。
『真』では羅将神ミヅキから自分の下僕となって指示した者を殺せばその度に金塊を与えるとの声を受け、表向きはそれに従い最後はその声の主を倒そうと考える。エンディングでは、一度は手ぶらで恐山(=ミヅキの専用ステージ)から逃れるが脱出先にて足元の大穴から子分の一人に呼ばれ、そこから魔界に跳び込んだ際に膨大な財宝を見つけたらしく、その歓喜の声を聞いた残りの子分たちも全員穴に跳び込む。ただし、それを見ていた黒子は「入ったら二度と出られない」と語っている。
SVCや『天下一剣客伝』のエンディングでも同じような展開になるが、天下一剣客伝ではなぜか奇跡的に魔界から生還し、持ち帰った財宝を売って莫大な富を得ることに成功した。そして盗賊家業から足を洗ったのちアースクェイク財団を築き、表は実業家、裏では闇から世界経済を動かすギャングスターへと転身を遂げる。ちなみに、天下一剣客伝は時系列的に『真』よりも前の時間軸である。その為、仮に『魔界から生還したのが正史である』とした場合、真のEDにおいて『(天下一剣客伝のEDで)魔界から生還した経験があるため、「今回も大丈夫だろう」と見誤ったのでは?』と考えることも出来る。
余談
実際のところ、18世紀でテキサス州はアメリカ所属ではなく、ヌエバ・エスパーニャ所属のスペイン語圏である。むしろアメリカ独立は1776年で、彼が生まれた時はまだアメリカ合衆国という国すらなく、テキサス州がアメリカ合衆国加盟も1845年でようやくのことで、ぶっちゃけ彼がアメリカ人というのはただ「アメリカ大陸で生まれた者」としか言えないのである。