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甦りし蒼紅の刃

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よみがえりしそうこうのやいば

アスラ斬魔伝から約20年後を描いた、サムライスピリッツシリーズの新章。1999年12月22日発売。

昔、この国は 侍の國だった

魂を取り戻せ 感覚を研ぎ澄ませ

己が宿命を背負い 次の世のために

この血塗られた時代を 喰らえ 哭きながら

この絶望の街を走れ 猛るままに 走り抜け

死の翼を 怖れることなく 自由なる 夢と希望に従え

そして、この國から 侍は、消えた。

概要

プレイステーション専用タイトルで発売されたサムライスピリッツシリーズの新章。

正式なタイトルは「剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃 サムライスピリッツ新章」である。

登場キャラクターは覇王丸を除いて一新され、次世代サムライスピリッツが展開された。

舞台は1810年(文化7年)の離天京と呼ばれる島で、シリーズ正史の時系列において最も後年の位置付けとなる。

なお、零サム公式サイトに掲載された年表では何故か『蒼紅の刃』は「1811年」と記されているが、本作OPで明確に「1810年」と表示されること、1763年生まれの覇王丸が47歳と設定されているため零サムの表記が間違っている可能性が高い。

3Dで描かれた2D格闘ゲームとして形は成しているものの、グラフィックの質は当時としても低く、どのキャラクターも技が多いのに対してゲーム内のコマンド表が不親切で練習しづらい問題がある。

歴代でも最も侍らしいキャラクターが多く、「侍」がテーマとして前に出ている。

舞台となる離天京の退廃的な雰囲気など、ストーリー面での評価は高い。

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