概要
7つ集めると願いが叶うという「わくわくボール」を求め、7人(+α)のキャラクターが闘いを繰り広げる。
可愛らしいキャラクターが多いのが特徴で、もう一人の主人公である「牧原アリーナ」の人気が特に高い。
後にネオジオやセガサターンに移植され、2008年にはプレイステーション2用ソフト『NEOGEOオンラインコレクション サンソフトコレクション』にも収録された。
Wiiのバーチャルコンソールでもネオジオ版が配信されていたが、wiiショッピングチャンネルが2019年1月(ポイントの追加は2018年3月まで)にサービスを終了している。
2017年3月に「アケアカNEOGEO」でSwitch版が、2018年3月にはPS4/XboxOne版が配信開始された(こちらはMVS版がベース)
ゲームシステムにも特徴的なものが多く、攻撃力と防御力が一定時間上昇する「スーパーモード」や、
隙が大きいがガード不能で高威力の「ハラハラアタック」などがある。
10年早すぎた名作
まだまだ熱血・闘魂・真剣勝負というハード路線の潮流が根強く、ゲームバランスの調整にがんじがらめとなっていた格ゲー業界において、「面白ければそれでいい」という新しい概念を持ち込んだ先駆者。
しかしながら、『ストリートファイター』や『THE KING OF FIGHTERS'』全盛期であった当時としてはこの考えは異端でしかなく、その面白さと相反して人気は上がらずじまいとなってしまった。
またキャラクターも個性と萌え要素の塊であり、ポップでハートフルな世界観もハード路線の格ゲーファンたちにはあまり受け入れられずに終わってしまった。
ゆえに、多くのファンから「10年早すぎた隠れ名作ゲーム」と称され、おそらく21世紀となった現在ならば十二分にファンを獲得できたものと思われる。
登場キャラクター
- 爆皇雷(ばくおう らい)
- 牧原アリーナ(まきはら アリーナ)
- 魔界大帝フェルナンデス(まかいたいていフェルナンデス)
関連イラスト
関連タグ
闘姫伝承:こちらも女性キャラオンリーなどの要素が10年早すぎたと言われる格ゲー。