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概要編集

八神庵オロチの血によって暴走した姿。

正気や理性を失い、凶暴な獣のようになっている。

通称暴走庵


キャラクターの初出は『ザ・キング・オブ・ファイターズ'97』で、ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナとともに中ボス兼隠しキャラクターとして登場する(その前作の'96では八神チームのエンディングで暴走している)。

その後、ゲームボーイ版『熱闘'96』(「IORI'」名義)、KOF2002(家庭用追加、無印のみに登場しUMには登場しない)、'98UM(プレイヤー使用は家庭用のみ)などの一部お祭り作品や、カプコンとのクロスオーバー作品に登場している。


性能としては機動力が高いのが特徴。

初登場のKOF'97では中ボス性能そのままで使用出来たため、ゲームバランスが崩壊するほどの強キャラになってしまっていた。

ただ、天敵と言えるキャラが一人だけいて、なんとそのキャラが縁も所縁もないジョー・ヒガシ

庵の主力牽制技が微妙に当たらない間合いから弱ハリケーンアッパーを出されると、超必殺技の八酒杯でしか勝てる行動が無く(ハリケーンを全てのジャンプで飛び越せない。だからと言って緊急回避で避けようにも投げ外し不可能のC投げが確定する、なのでガードを固めようにも隙がない為ガリガリ削られ、ガークラから1ゲージで即死級のコンボを入れられるなど殆ど何もできなくなる)、ゲージが無い場合は完全に先読みして出される前にジャンプ攻撃で潰すしかなく、このため対人戦ではジョーを保険として入れるプレイヤーが続出。

しかもこの時のジョーは最強格ではなくとも、全体的に高いレベルで技の性能がまとまっており扱いやすい部類だったのも、使用者を増やす理由になっていた。


外部作品では『CAPCOM VS. SNK』や『SVC CHAOS』などで登場。コレらの作品では圧倒的な機動力こそ無くなっているが、非常に高い機動力と鋭いジャンプを持つが体力がかなり低く設定されている。カプコンとのクロスーバーでは殺意の波動に目覚めたリュウと対比される事が多い。SVCでは洗脳されたケンと対比されている。


KOF2000では、プレイステーション2単体販売版のみ、条件を達成されるとストライカーとして追加されるが、八神庵のストライカーはすでにアナザーが『マチュア&バイス』、マニアックが『アナザー庵』で埋まってしまっていたためか、草薙京をライバル視する者同士という事か二階堂紅丸のマニアックストライカーとして追加される。


関連タグ編集

KOF 八神庵

エヴァンゲリオン初号機:初号機の暴走した姿がイメージモデルとされる。

マッドギレールKOF97が稼働した年に放送された戦隊の敵幹部の暴走態。

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