概要
KOFシリーズの、オロチ編の主人公「草薙京」のライバル、「八神庵」が使用する格闘スタイル。
『百式・鬼焼き』『百八式・闇払い』等同じ技。『鳳麟』『外式・轟斧』『弐百拾弐式・琴月』の陽と陰等のように一部草薙流古武術と共通点のある技が存在する。
元々は八尺瓊一族の使う武術(八尺瓊流古武術もしくは草薙源流)であったが、八神庵の先祖が、力に魅せられ(と伝えられている)オロチの封印を解いてしまう。
その罪で先祖は幽閉。そこに八傑集が現れ、妻が草薙によって殺されたと偽の情報を吹き込まれ、草薙を憎悪。復讐のためにオロチと血の契約を結んでしまう。
元々赤かった炎は青く染まり、八神と性を改め、オロチ一族が使う技『八稚女』を独自でアレンジした最凶最悪の技と言われる『禁千弐百拾壱式・八稚女』が完成、八神流古武術と成る。
そして草薙家と対立する事となってしまう。
草薙流との違いとして、拳や肘は少なく、爪による引っ掻きや、掴んで押し倒したり叩きつけるなど、野性的で暴力味の溢れる技が多い。
また炎を使う技は、(庵は京に比べてという比較だが)打撃に炎を纏わせる技は少なく、掴んだ掌で焼いたり、火柱を使ったりと、炎を直接作用させるような技が多い。
草薙流同様、大半の技名が「○○式」や「○○式・△△」と言った番号+異名で構成されている(○○には漢数字、△△には異名が入る)。
八神流では、通常技に一桁〜二桁台を宛てているが、草薙流と違い「裏」が冠された一桁〜二桁台も使われている。必殺技には今の所三桁台のみ、超必殺技以上には「裏」を冠した三桁〜四桁台と「禁」を冠した技、という法則性(絶対では無い)で命名されている。
また特殊な技(ゲームでの特殊技に限らず)には、外式を冠する。
『KOF96』での三種の神器チームのEDや、『KOF2003』での三神技之弐の演出のように、人間としての本能が発揮されると、炎が赤くなる。
また庵の格闘スタイルは、八神流古武術+本能となっているが、これが野生的・暴力的な部分での本能なのか、人間の本能の事を指しているのかは明言されていない。
通常技
参式
四式
九式
裏九式
拾参式
裏拾五式
拾六式
弐拾式
弐拾九式
参拾壱式
参拾五式
四拾壱式
六拾九式
八拾壱式
九拾壱式
裏九拾八式
特殊技
鳳麟・陰 "阿修羅"
外式・抗月
外式・杭
外式・轟斧 陰"死神"
外式・鉄鉈
外式・夢弾
外式・百合折り
必殺技
百九式・黄泉払い
屑風
超必殺技
余談
またアッシュ・クリムゾンに八神の力を奪われた時、京で勝利すると勝ち台詞に「そいつが本来の八尺瓊流ってヤツなのか?」というものがある。