「ほっ!ふっ!はあっ!」
低い姿勢で前進しながらのショートアッパーを左右放ち、最後に組んだ両拳を振り被りながら前方に跳び、思い切り振り下ろす。
基本的に炎は伴わないが、極一部の作品では青い炎を纏って打撃を繰り出す。
使用者は八神庵。
弱強での違いは、発生の早さや隙の少なさでは弱、前進距離やダメージでは強のが優れている。
一部の作品の強版やEX版では、3段目の両拳槌が(近距離強パンチのような)引っ掻きのアッパーカットに替わり、追撃可能な浮かせ技となっている。
あらゆる作品で庵のコンボの要となる技。
ゲージが無ければ『葵花』ゲージが有れば『八稚女』とすれば良い、と言っても過言では無い。どちらも届かず繋がらないと言った事が少なく、殆どの作品で強制ダウンを奪える。
余談
草薙流古武術には、共通の技では無いが同じ式番号の技で『百弐拾七式・八錆』がある。
相手を地面に叩きつける中段攻撃という点が、『葵花』3段目と共通点があるにはあるが、モーションは全く別。
むしろ式番号が隣の『百弐拾八式・九傷』の方が、『葵花』2段目のショートアッパーと似たモーションを取っている。