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「ボディーがあめぇぜ」

概要編集

踏み込みながら、炎を纏ったフックを水平に放つ。

作品によって、攻撃発生前にガードポイントがある。

使用者は草薙京草薙蒼司草薙京-2。草薙京-2は式番号を省略した名称を使っている(下記の派生技も同様)。


この技単体では、ゲーム上でも技というカテゴリでも、特筆すべき動作ではないものの、技後に多数の派生ルートがある。


京は、『百拾五式・毒咬み』からの特殊な派生ルート先でも使われ、超必殺技関連でも『伍百弐拾四式・神塵』『カプエス版の最終決戦奥義・無式のLv2と3』『裏千百弐拾七式・八重垣』等に組み込まれている。


その他、草薙柴舟が、本技単独では使えない(使わない)ものの、『千百弐拾七式・都牟刈』の初段に使っている。

派生技編集

  • 百弐拾八式・九傷(このきず)

『荒咬み』からさらに踏み込んで、逆の手で炎を纏ったショートアッパーを放つ。

使用者は草薙京、草薙蒼司、草薙京-2

  • 百弐拾七式・八錆(やのさび)

『荒咬み』からさらに踏み込んで、逆の腕の上腕に手を添え振りかぶり、炎を纏った肘を打ち下ろす。

『九傷』から派生させた場合は、アッパーで振り上げた腕をそのまま振り下ろし肘を落とす。

しゃがみガード不能。

使用者は草薙京、草薙蒼司、草薙京-2


同じ式番号を持つ技に、『百弐拾七式・葵花』がある。

『葵花』の3段目とは、相手を地面に叩きつける中段攻撃という共通点があるにはあるが、モーションは全く別。

  • 百弐拾五式・七瀬(ななせ)

炎を伴わない蹴りで、前進しながらの横蹴りと上段回し蹴り、と作品によってモーションは2種類ある。

後者は元々KOF2000のみで使われた遠距離強キックのモーション。

使用者は草薙京、草薙京-2。回し蹴り版は草薙京のみ。

  • 外式・砌穿ち(みぎりうがち)

膝を着き、炎を纏った拳を振りかぶり地面に叩きつける。

『八錆』で地面に叩きつけた相手に、ダメ押しする形になる。

使用者は草薙京、草薙京-2。


作品によっては下段攻撃で、ダウン追撃可能攻撃。

特殊な姿勢のアッパーを繰り出す、『九百拾式・鵺摘み』を放つ。

使用者は草薙京-2。


元の単発版とは違う、独自の演出や性能になっており、2ヒットし、炎は纏ってないが燃焼演出が付く。

発生がやや遅く前の技から連続ヒットするルートは無いが、強制ガードクラッシュを誘発する。またヒット時は追撃可能な浮かせ攻撃になっている。


突進無しで、首を掴み上げ、掲げたまま爆破する。『荒咬み』派生ルート版の『琴月』になる。

使用者は草薙京。


見た目こそ派手になるが、役割としては『砌穿ち』と同じ。作品によって、ダメージや気絶値で長短を設けている事がある。

ダウン追撃可能攻撃。

カカト落とし繰り出す。しゃがみガード不能。

使用者は草薙京。


特殊技の時と比べ、キャンセル版のように発生が早いが、単発版のようにしゃがみガード不能。

また派生版独自の性能として強制ダウンを奪う。

KOFXI』のみでのルート。

  • 八拾八式

2段足払いを繰り出す。下段攻撃。上記の『轟斧』とは二択になる。

使用者は草薙京。


KOFXI』のみでのルート。

ステップインして炎を纏ったボディブローを繰り出す、『2000版の弱轢鉄』を放つ。

使用者は草薙京。


『KOFXI』でのみ、その場で炎を纏ったアッパーを繰り出す、『2000版の強轢鉄』を放つルートがある。

  • 百弐拾四式・六鎚(むのつち)

『荒咬み』から踏み込みつつ屈む込んで、逆の腕で足元を掬い上げるように炎を纏ったフックを放つ。下段攻撃。

使用者は草薙京。


KOFXIV』から登場。『荒咬み』から連続ヒットはしないが、上記の『八錆』と二択になっている。

  • 外式・釣瓶落とし

前方に低く跳びつつ両拳を組んで打ち下ろす。しゃがみガード不能。

使用者は草薙京。


『KOFXIV』から登場。モーションは、特殊技の『外式・奈落落とし』と酷似。

百拾四式・荒咬み 未完成編集

矢吹真吾が使う『荒咬み』。

踏み込んで水平にフックを放つ。派生ルートは無い。

炎は出ない。それだけでなくガードポイントも出ない。

ととにかくないない尽くしだが、全体的に動作は京のものより早く、隙も少なめなので気軽に出せるのが強みだったりする。


『バーニング真吾』や『真吾謹製 オレ式・神塵』にも組み込まれている。

黒咬み(くろがみ)編集

上記の『荒咬み 未完成』同様、炎の伴わない『荒咬み』を放つ。こちらは特殊技で、派生等は無く単発技。

使用者は草薙京-1。


草薙流古武術っぽい技名だが、式番号は無く、京-1のオリジナル技だからなのか、式番号を省略しているだけなのかは不明。


その他、京-1は

  • 穂振(ほのふり)

炎の伴わない『八錆』で、元の技同様しゃがみガード不能だが、ダウンは奪えない。

この技も、オリジナル技だからなのか、式番号を省略しているだけなのかは不明。

  • 砌穿ち

炎の伴わない『砌穿ち』で、元の技同様下段攻撃でダウン追撃は可能だが、ダウンは奪えない。


と、元の技から炎が無くなり単発化した特殊技を使う。

余談編集

コマンドは波動拳コマンドで、弱パンチだと『荒咬み』、強パンチだと『毒咬み』になる(初代『カプエス』のみ例外で、毒咬みが実装されていない為強パンチでも荒咬みが出る。動作自体は無式の一部として実装されている為、『2』では毒咬みが追加技含めてちゃんと実装され、中パンチが前作での強相当になる)。

共に、波動昇龍キャラで無くなった京を象徴する技。

格ゲーの歴史的に見ると、1996年は『バーチャファイター』や『鉄拳』等3D格ゲーの隆盛目覚ましい時期であり、それらで使われる派生を多数持つ固有技のエッセンスを取り入れたのがこの技と見る事もでき、然らばそれと引き換えにされたのがまさしく3D格ゲーには基本登場しない飛び道具の『百八式・闇払い』であるというのもまたなんともである。

本技登場と共に廃止され、コマンドの被る『闇払い』と同時に使われる事は基本的には無いが、『KOFXI』のみ同時使用されており、その際は『闇払い』には214パンチが充てられている。


初登場時からそうであったが、本技のセリフにより、草薙京の「技名を叫ばない格ゲー主人公」を殊更印象付けた技である。

「ボディーが甘い!」

「ボディーがあめぇぜ」

「ボディーがお留守だぜぇ」

「ボディーがガラ空きだぜ!」

「ボディーが丸見えだぜ!」

等の独特の台詞が、派生の有無や、派生ルートによって変化する。

関連タグ編集

KOF 草薙京 必殺技

百拾五式・毒咬み

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