概要
技モーションが複数あるため、それぞれ解説する。
違いはあるが、基本的には、炎のパンチを下から上に突き上げる技。
使用者は草薙京。
99版
「ちぃっ!燃えろぉ!」
この技名も含め初出は『KOF99』、使用作品も『99』のみ。
コマンドとセリフが同じ『弐百拾弐式・琴月 陽』と、入れ替わる形で登場した。
弱は、少し踏み込みつつボディブロー、その後逆の手でショートアッパーを決める。こちらは炎を伴わない。
強は、大きくステップインしボディブローで相手を真上に打ち上げ、落ちてきた所に、逆の手で重い演出のある炎を纏ったショートアッパーを決める。
弱強で、性能や印象は大きく異なるが、攻撃モーション自体はほぼ同じ物を使っている。
どちらも攻撃発生前にガードポイントがあるが、実用性は低い。
2段目のモーションは、同作の『百八拾弐式』の2段目にも流用されている。
2000版
「ぶっ飛ばしてやるぁ!」
初出は、『KOF2000』。
技名は『99版』と同じ。同系統のパンチだか異なるものに、モーションと性能は大きく変更された。
『99版轢鉄』の1段目と2段目を、それぞれ弱と強に分けたようなモーションになっている。故に『2000版轢鉄』では弱と強で性能やモーションが大きく異なる。以降、『轢鉄』はこのタイプが使われていく。
弱は、少しステップインして、炎を纏ったボディブローを放つ。基本的にヒット時は浮かせ、追撃できる。以降、元々あった『七拾五式・改』と共に暫く、京の浮かせコンボの要になって行く。
強は、身体の捻りを使って、その場で炎を纏ったアッパーカットを放つ。作品によるが、重い一撃として演出される。
ST動作
「こっちだぜぇ」
『KOF2001』での草薙京のストライカー動作。『99』、『2000』での『裏百八式・大蛇薙』から変更された。
『R.E.D.KicK』で登場し、『2000版の弱轢鉄』を繰り出し、相手を浮かせる。
その他
『KOFXI』、『KOFXIV』、『KOFXV』には、『百拾四式・荒咬み』からの派生ルートに、『2000版轢鉄』に繋げるルートがある。
詳しくは『百拾四式・荒咬み』のページにて。
余談
同じ草薙流古武術で、草薙柴舟の使う必殺技で『四百弐拾七式・神懸』という、同じ式番号の付いた別の技がある。
下から拳を突き上げ燃やすという同系統の攻撃だが、モーションは全く別物。