「バカめっ!ぐぅーはっはっはっはっ!」
概要
技モーション・用途が複数あるため、それぞれ解説する。
大まかに違うのは流れで、モーション自体は重複する部分が多い。基本的には、自身の眼の前に青い火柱を熾す技となっている。
使用者は八神庵。
単発版
顔の前で腕をクロスするように組みながら大きく仰け反り、勢いよく腕を開きながら地面に向かって吐き出すかのように青い火柱を立てる。
後述の『追加攻撃版』や、『裏千弐百七式・闇削ぎ』の締めにも使用される。
『KOFXI』ではこちらのみ使用。
『KOFMI2』『KOFMIA』では下記の『追加攻撃版』と両方使う事ができる。
追加攻撃版
『禁千弐百拾壱式・八稚女』の追加攻撃として使用。
『八稚女』のフィニッシュ後、『八稚女』の発動に似た構え(『八稚女』発動モーションを別角度で見たような感じ)を取ったあと、左右の爪をそれぞれ振るって離れた位置に鎌鼬のような斬撃を発生させ、最後に上記の『単発版豺華』を放つ。
ダメージは作品によってピンキリ。初出の『KOF2001』では八稚女と同等くらいだったが、他作品では強パンチや投げ1発分程度だったりもする。
使用条件も、追加でゲージ1本消費がスタンダードだが、0.5本分だったり、特に何も消費しなかったり、リーダーに設定していないと使えなかったりと様々。
基本的には『MAX八稚女』や『EX八稚女』がある場合、『通常版八稚女+豺華』の方がダメージは劣る。
余談
『追加攻撃版』は波動拳コマンド×4という、かなり特異なコマンド。
初出の『2001』では、CPUの庵が『八稚女』ヒット時、ゲージが残っていると高確率で本技を出してくるため、全技が公開されておらず情報の周りも遅い時代だったため、稼働初期にゲームセンターで度肝を抜かれたプレイヤーも多い。また同様に本技を出そうと試行錯誤しコマンドを探すも、特異なコマンドゆえ自力で発見できたプレイヤーも極僅かだったと思われる。
火柱を吐く表情が、メタルスラッグ3・4のゾンビ化したプレイヤーキャラ風だったり、2回目の爪攻撃の、腕の動きと顔の向きが人間を辞めてそうだったりと、この技もオロチ色の濃そうな技。
台詞に関しても初出から暫く暴走感があったが、後年の作品では割りとちゃんと台詞を喋る事も多い。