参百拾壱式・爪櫛
さんびゃくじゅういちしきつまくし
「ちいっ!」
身を翻しながら跳びかかり、手に青い炎を纏い引っ掻く(ヒット時のSEは、切り裂き音では無く炎上音)、特殊な性能の突進技。
使用者は八神庵。
『KOF98』で追加された技。
ゲーム上での性能は、発生がかなり遅く基本的にこの技に繋げて連続技にはできず、ガードさせた時の状況も良くないが、ヒットorガードさせれば『百弐拾七式・葵花』(『KOF98UM』では強版のみ『爪櫛』以外の必殺技と超必殺技)でキャンセル可能で、連続技やフォローができる。
見た目や発生の割には中段判定では無いので、コマンド完成後少し経ってから攻撃発生前まで有る無敵時間や、作品によってはガードポイントがあるため、極々限定された技への切り返しに使う事ができる程度と、使い勝手は悪い。
『KOFXIV』のEX版は、キャンセルはかけられなくなるものの、中段判定になり、ヒット時に相手をバウンドさせて追撃できるようになる。
「逃すかっ!つまらん!」
『KOF2000』の八神庵のマニアックストライカー、アナザー庵が使用するストライカー動作の技名になっている。
画面後方から自キャラの位置に、長いヒットストップのある『外式・百合折り』で突っ込んできた後、通常とは逆の手で『爪櫛』を繰り出す。その後、一言放って(挑発効果ナシ)後方へ帰っていく。
『爪櫛』部分ヒット後は追撃できる。
永久製造機攻めのストライカージョー、切り返しから大ダメージ守りのストライカーセス、と並んで高い性能を誇る。
コンボに組み込んだ時のダメージの伸びも良く、切り返しに使った場合は、アナザー庵自身が『爪櫛』のモーションに入るまで全身無敵なので潰される事が無く、リターンもそこそこ取れると、両者の中間のような使い勝手を持つ。
欠点としては、相手を画面端に追い込んだ時に使うと、『百合折り』後、『爪櫛』が画面外に行ってしまう。