三神技之弐
さんしんぎのに
「いくぞ!ぐおおぉぉぉぉ・・・!散れっ!」
相手の顔を掴みながら地面に叩きつけた後、両手で首を絞め上げながら吊り上げ、自分もろとも火柱に包み、最後に爆発させる。
使用者は八神庵。
モーションとしては、
2D作品では、
飛び掛かりナシでその場から参百拾壱式・爪櫛で叩きつけ→弐百拾弐式・琴月 陰の2段目で地面に押し付け→首絞め(専用モーション)
MIシリーズでは、
突進ナシでその場から弐百拾弐式・琴月 陰→首絞め(専用モーション)→高笑い
となる。後者は、高笑いを除けば、2D作品での暴走庵の『???!』と同じ流れである。
『KOF2003』のみの演出として、発生させる火柱は、最初は青い(オロチの炎)が、徐々に赤(ヒトまたは八尺瓊の炎)に変わって行き、最終的に完全な赤になった所で爆発させるという演出があり、背景も暗所で炎が燃えている様な陰影の赤になる。
庵らしい殺意の高い技でありながら、八神流の(動き)封じるという演出も備えた技になっている。
作品によって、初段が中段打撃だったり投げだったりする。
連続技にできる作品も多いが、発生の早さは極普通。無敵時間はあるが、発生普通・隙大きい・大量ゲージ消費と無敵技としてはリスクが高い。
各面で高性能な『八稚女』を持つ庵の技の中では、単純な高威力が持ち味の技となっている。
設定等は詳しく明かされていないが、草薙京の『最終決戦奥義・無式(三神技の壱)』に相当する技で、作中設定としても各種ゲームでの位置付けとしても、庵の技の中で、最上位に位置付けられる技の一つとなっている。
『KOF97』の時点では、元々草薙家がオロチが復活したときのことを想定し、開発した「三神技」のひとつで、「三神技の壱」・「弐」・「参」は全て草薙の技とする設定があったが、『2003』にて庵に本技が実装され、草薙京と神楽ちづるにもそれぞれ『三神技之壱』、『三神技之参』が実装されている。
これらは『2003』時点のスタッフが三種の神器に準えてそれぞれに再設定したのか、そもそも該当の設定を知らなかったのかは不明。
元々は『97』の三種の神器チームのED演出で、庵がオロチによって暴走させられながらも、オロチに思惑に反してオロチに向かって放った技(というか、残った力の全てを首絞めと炎に込めただけ)。
その後、『KOF2002』家庭版の追加キャラである暴走庵のMAX2『???!』を経て、『2003』で庵のリーダー超必殺技として技名も含め実装された。
また、炎の色が青から赤に変わるのは、『KOF96』の三種の神器チームのED演出から来ている。