河内亜也子

こうちあやこ

米澤穂信の小説、「〈古典部〉シリーズ」及びテレビアニメ「氷菓」の登場人物。

CV:浅野真澄

概要

神山高校2年生。漫画研究会所属。

漫研における中心人物。準備段階では真面目にせっせと仕事をしておいて、文化祭当日になって、漫画作品のレビュー企画にダメ出ししたことをきっかけに、摩耶花と意見の相違で衝突する。「作品は主観次第で名作にも駄作にもなり得る、ゆえに批評なんて意味がない」という確固たるスタンスを持っているように見えたが、摩耶花の反駁の根拠を知ると……

漫画を愛し、実力も持っているがゆえに、どうしようもない因縁を抱えてしまった不器用な先輩でもある。文化祭の終盤、彼女と摩耶花のやり取りに胸を衝かれた視聴者もいるとかいないとか。そして、文化祭後の彼女と摩耶花の関係は「いまさら翼といわれても」に収録されている短編「わたしたちの伝説の一冊」で語られている。

文化祭ではコスプレをした姿で登場しており、原作では1日目にレイレイ（ヴァンパイアシリーズ）、2日目にキング（龍虎の拳）、3日目に春麗（ストリートファイターシリーズ）に扮している。

アニメでは、1日目の衣装がナコルル（サムライスピリッツ）、3日目の衣装が不知火舞（餓狼伝説）に変更された。

関連タグ

〈古典部〉シリーズ　クドリャフカの順番　ナコルル先輩