折木供恵
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おれきともえ
米澤穂信の小説『〈古典部〉シリーズ』の登場人物。
CV:雪野五月
主人公・折木奉太郎の姉で、神山高校古典部のOG。奉太郎が古典部に入るきっかけを作った人物であり、ある意味では〈古典部〉シリーズ第1作の冒頭部分を占有した。奉太郎には「姉貴」と呼ばれる。直接登場する回数は少なく、人物像の多くは奉太郎の語りから窺えるもの。
大学生の身分ながら、貯めまくった資金で世界中を一人旅して回っているらしく、様々な土地から折木家に連絡を寄越してくる。手紙一通で奉太郎の省エネ主義を捻じ曲げるほどに姉弟の力関係は明確。年中行事が大好きで、大学に入るまでは奉太郎をいろんな場所へ連れ回していた。弟いわく優秀かつ変わり者で、何をやっても勝てる気がしないとのこと。尊敬しているわけではない。
『愚者のエンドロール』では映画の脚本が未完成であることについて入須が、奉太郎の力を利用することを「地球の裏側にいる先輩」から提案されているような描写があるが、前後の通信文から彼女が一枚かんでいると思われる。
『クドリャフカの順番』では家に帰って来ており、神山高校の文化祭にも訪れている。
奉太郎が2年になってからは復学して大学に通っているらしい。
コミカライズ、アニメ版にももちろん登場しているが、とにかくご尊顔を拝せない。奉太郎は似ても似つかないというが、果たして……
と思ったらアニメ16話の「相変わらず省エネに勤しんでるわね~」と言うシーンで一瞬だけ目元が映っていた。→外部リンク「『氷菓』奉太郎の姉の目が若干見えていたことが判明!優しそうで可愛い」
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