概要
型式番号はGF13-011NCⅡ。決勝大会用に開発されたもので、各部の仕様変更により大幅な強化が図られている。
ゼータ顔だったドラゴンガンダムと比べるとダブルドラゴンは口元に線が入り、ややゴツイ顔立ちに変更し、全体的なシルエットも重苦しくなっている。
ダブルドラゴンになって機体性能として大きく変わったのは、龍の頭そのものに変形出来るようになったこと。
この変形時は龍の尾のような炎が後部から吹き上がり、脚部などの牙を模したパーツで相手を噛み砕く。
シャッフル同盟では唯一シルエットが大きく変わる変形機構を得ており、マーメイドガンダムらと同じ系統の変形型MFとなった。
フェイロンフラッグは仕様が変更されて別物となり、腰に装着された柄を組み合わせることでヌンチャクやロッドといった中国伝統の様々な武器に組み上げることができる。
また、膝に刃状の飾りが付いているが、なんとこれも変形して、足をクロー状にすることが可能。戦法が増えたことでよりトリッキーに戦えるようになった。
コアランダーが装備されてない様に見えるが、『MS大全2015』によるとドラゴンガンダムに引き続きコアランダーが採用されている。
真・流星胡蝶剣もこの機体で使用したが、ゴッドガンダム戦では機体が技の負荷に耐えられずに自壊、ほとんど跡形もなく消えてしまった。この欠点はデビルガンダムとの最終決戦時に改善を施され、使用後もしっかり耐えられるようになっていた。
ちなみに超級設定の真・流星胡蝶剣は、「使用者が胡蝶の群れのようなオーラとなって、味方が後に続くことを信じて、己の命をぶつけてでも勝つための技」という歴史的背景も存在する技へと変更されている。その設定故に心身ともに多大な消耗を伴うため、多用すると生命力が著しく落ちて病に冒されやすくなるという。サイ・サイシーの父親も多用したことで病死した設定となっている。
関連項目
機動武闘伝Gガンダム ドラゴンガンダム サイ・サイシー ガンダムマックスリボルバー ガンダムヴェルサイユ ガンダムボルトクラッシュ