「我々ガンダムファイターは、謂わば国家のプライドを懸けて闘う騎士…それを忘れて戦い急ぐは、愚の骨頂というもの…」
プロフィール
人物
ネオフランス代表のガンダムファイターで、同国の名門・サンド家の若き当主の騎士。
普段は少々キザな顔を見せているが、戦いとなると普段とは違って戦士としての気迫を見せ、美学に反した熱い心を見せる。
戦闘スタイルは冷静沈着で、誇りを重んじつつ祖国の技術力にも絶対的な自信と信頼を持つ。愛機ガンダムローズへの愛着も並々ならぬ物があり、「何度見ても美しい」と褒め称えたり、親しげに話しかける場面などが見られる。
しかしギアナ高地での修行前には精神的な脆さも見せ、デビルガンダムに恐怖しているときは、ガンダムに乗れないほどの状態だった。しかも乗った際は相手のミラボー(ミラージュガンダム)を徹底的に潰して危うく殺す勢いだった。
後にシャッフル同盟の「ジャック・イン・ダイヤ」の称号を得る。
騎士としての高いプライドを持つ一方、決闘など男同士の対決にはこだわりを見せており、自分を慕って偽装誘拐まで企てた令嬢のマリアルイゼを前にしても、ドモンとの対決を優先させている。決勝総当たり戦ではネオフランス首相の対戦辞退という決定に背き、国家反逆罪に問われる覚悟でドモンと公式外の決闘を申し込むなどしている。
また、いざという時の底力も凄まじく、折れたエッフェル塔と気合で支えつつ、追撃しようとするシャイニングガンダムに背中を見せない姿勢に持ち込む、グランドガンダムの巨体を根性で持ち上げるなど、凄まじい力技を見せることも。
チボデーとは性格の不一致からしばしば対立するが、同じフェミニストどうしなのか妙な所で気が合う。また、特に目にかけているライバルとしているようで、グランドガンダム戦では「一対一でとことん戦って雌雄を決したかった」といった趣旨の本音を打ち明けている。
名前の元ネタは19世紀のフランスの男装女性作家「ジョルジュ・サンド」(ペンネームで本名はマンディーヌ・オーロール・リュシール・デュパン)から。
容姿
花形満を思わせる特徴的な形状のオレンジの長髪と紫の瞳、洗練された容姿を持つ貴公子。
普段着
袖口が赤で水色の肩当てと青いマントがついた白の軍服を着用。
ファイティングスーツ
白い両手足に水色の斜め線が入った赤地の胴体と、フランスの国旗と同じ色のフェンシング服(ハイレグ水着のようにも見えるが)をベースにしたようなデザインの物を着用。
搭乗機
関連タグ
ジェントル・チャップマン…宿敵
ドモン・カッシュ サイ・サイシー チボデー・クロケット アルゴ・ガルスキー
ロアビィ・ロイ……中の人が同じガンダムパイロットで、フェミニストという点でも似ている。
カミーユ・ビダン…誕生日も血液型も全く同じガンダムパイロット。またフランス語圏でみられる名であるため、ジョルジュと同じフランス系との説もある。最後に敵対する相手と中の人が同じなのは偶然か…。