ブリテンガンダム
ぶりてんがんだむ
所属:ネオイングランド
分類:モビルファイター
装甲材質:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材 , レアメタルハイブリッド多層材
武装:頭部バルカン砲、胸部マシンキャノン、ロングビームガン
ガンダムファイター:ジェントル・チャップマン(第9~11回大会)
ガンダムファイト第9~12回大会に参加したネオイングランドのモビルファイター。
ガンダムファイターを務めたジェントル・チャップマンの活躍によって三連覇を成し遂げ、彼が参加しなかった第12回大会でも3位という優秀な成績を収めた名誉ある機体である。
ただ、過去の大会参加機体ということもあってその外観は殆ど劇中に出ておらず、わずかに過去大会の記念写真などに登場しているのみ。
第13回大会参加のジョンブルガンダムの前身であるためか、大まかな機体形状は頭部を除いてほぼ同一。
ジョンブルガンダムが英国の近衛歩兵を思わせる頭部だったのに対し、ブリテンガンダムはディアストーカーかフライトキャップのような耳当てを立てた帽子を思わせる頭部をしている。
その戦法はジョンブルガンダムと同じくロングビームガンによる狙撃、あるいは中距離での射撃戦がメイン。
加えてチャップマンが銃剣術やボクシングにも優れていたため、仮に接近戦に持ち込まれても不利になるということはなかった様子。
しかしこの「銃火器を用いた圧倒的な戦績」は、後のガンダムファイト第10~11回大会で各国のガンダムを射撃や火力重視に傾かせてしまった(この機運を考え直させる「あと一歩」のところまで迫った格闘術の猛者もいたにはいた)。
これによって各国軍拡の機運および第二次カオス戦争の勃発を危惧したシャッフル同盟は、第12回大会に当時のキング・オブ・ハートであった東方不敗マスター・アジアを送り込んで優勝させる。
シャッフル同盟の目論見通りクーロンガンダムを筆頭に数々の格闘術主体のファイター達が銃撃戦主体のモビルファイターを次々と撃破したことでその機運は払拭され、第13回大会の参加機体は多くが再び格闘術メインのガンダムとなっていた。
第11回大会参加者の一人でタントラガンダムに搭乗し、卓越した格闘術で並みいる強敵を捩じ伏せて優勝候補の一角と噂された。
しかし決勝大会も大詰めというところで敗退しており、この「大詰めを迎えた一戦」が言葉通りであった場合、この時の対戦相手がブリテンガンダムだった可能性がある。