ネオ・アメリカの皆様、お聴きください、この歓声!
今では静まり返ったこのニューヨークに活気が溢れ返っております!
そして、その理由はただ一つ、彼が来たからです!
ガンダムマックスター!ネオ・アメリカのモビルファイター!
そう、すでに我らが宿敵スカッドガンダムを一撃のもとに打ち砕いたこの機体!
そのボディに隠された計り知れない能力は世界各国のガンダムを凌駕し、今年こそ我々の悲願、ガンダムファイト優勝をネオ・アメリカに奪還してくれるでしょう!
そしてこのガンダムマックスターを駆る我らが栄光の戦士その名は…チボデー・クロケット!輝く英雄!
さあ、声を合わせて呼びかけましょう!我らが… (by 次回作の主人公の中の人)
チボデー・クロケット!チボデー・クロケット!チボデー・クロケット!…
あれ?これガンダムマックスターの項目だっけ…?
概要
機動武闘伝Gガンダムに登場するモビルファイターの一体。
ネオ・アメリカのチボデー・クロケット及びガンダムマックスター初登場回である第2話、チボデーがネオマンハッタンに帰郷した時、冒頭の現地リポーターのセリフの途中にマックスターの右ストレート一発で首を吹っ飛ばされた一枚絵の回想で登場した。つまりこの時点ですでに予選敗退(失格)しているガンダムである。
その不遇過ぎる扱いもさることながらマンモスガンダムのような強烈なインパクトを持った外見というわけでもないため非常に影が薄く、当然立体化もされていない。
首が繋がった状態のイラストはガンダムウォーに存在し、両肩にビームキャノン、左腰に太刀を備えたデザイン。最近のデザインで言うとガンダムAGE-2ダブルバレットが近い。
その後48話でもガンダム連合に紛れて登場し、ビームサーベルと思しき武器を使用している。
所属は?
Gガンで名前がはっきりしているガンダムとしては珍しくアニメ本編やアニメ版の設定で国籍もパイロットも一切明かされていない機体である。
上述のガンダムウォーや『超級!機動武闘伝Gガンダム』だと、中東某国代表とされている。またスカッドは直訳すると「千切れ雲」だが、某中東で使われていたソ連製弾道ミサイルの名義でもある。
Gガンダムが放送された1994年の社会情勢を考えるに、ネオ・アメリカ側が「我らが宿敵」と呼んでたのはつまり…
Gガン放送後も9.11、最近の時事でも我が国の人種をも巻き込んだ人質事件とかあったのでますます伏せざるを得ないのが現状だろう。
当然この影響で英語名もデザートガンダムに改名されている。
また、どんな出オチガンダムにも明確な立ち絵が存在するGガンダムにおいて、この機体だけは大河原邦男氏による公式絵が公表されていない(または存在すらしていない)。さらにコスパから発売されたサンライズ公認の「第13回ガンダムファイト開催記念Tシャツ」でも名前こそあるがイラスト無しの欠番扱いだったり、2018年にNHKで行われた「全ガンダム大投票 40th」のモビルスーツ(メカ)ランキング部門でも選択肢から外されていた。
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機動戦士ガンダム00…劇中で中東人とアメリカ人が激突してしまった。