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概要でぶっとばす編集

 元ネタは『幽遊白書』の主人公・浦飯幽助の啖呵である。


 人間界に異能力の覚醒者が続出する怪事件の調査に乗り出した幽助一行は、読心能力を得てボクシング界を牛耳ると嘯くチンピラボクサー室田繁と対峙。

 人間の思考を読む室田は確かに厄介であり、仲間がなすすべ無く一方的にボコられたことで浦飯幽助が相手をすることに。

 その際、心を読んだとしても物理的に反応が追い付かないスピードでブン殴るという雲泥の身体能力差で一発KOする前に放った死刑宣告及び心の声がこれである。


「今からテメェを右ストレートでぶっとばす。まっすぐ行くから覚悟しとけよ」


読んでみた⇒「右ストレートでぶっとばす」「真っすぐいってぶっとばす」


俺のあやせが右ストレートでぶっ飛ばしにくるわけがない

※画像イメージ


 なんという有言実行。

 しかも傍から見ていた幻海ばーさん曰く「今ので三分の力ぐらい」。

 この時点の幽助は既に幾多妖怪と殴り合って打ち倒してきているので、今更ちょっと特殊能力を得ただけの一般人では敵うわけがなかったのである。

 一方で、いくら身体能力に差があったとはいえ、下手にあれこれ考えたりすれば相手の術中にはまってしまうので、余計なことを一切考えないことで相手に侮らせて倒すという合理的な心理戦術であったと言えよう。


 このように、「駆け引きにおける絶対の優位を確保して増長している相手を、次元の違いとすら言える圧倒的・単純な力任せで捻り潰す」という展開以外にも、

  • 「策を弄する必要もない雑魚を蹴散らす」
  • 「単に右パンチを食らわせている」
  • 「あらゆる困難を拳のみで無理矢理解決する」

等の情景描写にも使われることがある。

(もちろん読心能力の他、予知能力や高度な教養・知略を用いる相手でも可)


ゲームでもぶっとばす編集

 基本的にセリフ含む「右ストレートで~」の一連の流れはネットミーム的な扱いをされるのが殆どなのだが、実はゲームにも登場している。

 2018年から4年ほど稼働していたアプリゲーム『幽遊白書100%本気バトル』にて、2021年に3周年記念の第一弾として右ストレート時の格好をした[真直剛拳]浦飯幽助が実装された。


 実はこの幽助、彼のイメージからは遠い位置にある防御タイプであった。なお、同じく脳筋系である飛影の防御タイプは実装されていない。

 そして原作を忠実に再現しなからも「右ストレートされた相手は確実に一定ダメージを受け、さらにバフを剥がされ雑魚同然になる」「例のシーンを再現したバフ技で味方全体のデバフを殆ど無かったことにする」など、もう全部あいつ一人でいいんじゃないかなと思えるほどの高性能であり、無課金「超」救済キャラとしてサービス終了まで君臨し続けた環境最強クラスであり、無課金には人権に近しいキャラでもあった


関連イラストでぶっとばす編集

真正面からどーん真っすぐいってぶっとばす 右ストレートでぶっとばす

今から貴方を絆パンチでぶっ飛ばすのだわ。はたらく細胞でトレパロをいくつか


関連タグでぶっとばす編集

幽遊白書 浦飯幽助 室田繁 読心/読心術

もしかしてオラオラですかーッ!?:類義語

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