概要
コエンマの手で霊界探偵として復活したことで使用可能になった技で指先に霊気を凝縮し、心を引き金とし、輝く弾として解き放つ。当然、霊気量が多いほうが威力が高い。
名前はレイガン(光線銃)の駄洒落である。言わせんな恥ずかしい。
威力に関しては当初は幽助自慢の殺人パンチの3倍だったが幽助が成長していったことで威力が徐々に向上。幻海から霊光玉を継承した際には大砲のようなサイズとなり、仙水忍との決戦時には核爆発のような閃光を放ち、山一つ粉砕していた。魔族大解放した暴走状態では20~30㎞に渡り、森を吹き飛ばして、一直線に突き進んでいる。
幽助は魔族になった後も妖気で霊丸が使用可能だが妖丸(ヨウガン)とは呼ばず、霊丸のままで通した。ちなみに妖丸という名称はアニメ版で小兎が言及している。
同じくアニメ版では更に終盤で霊気を取り戻し、霊気と妖気の混合弾を放てるようになる。
なお、幽助が初めて、この技を使った相手は盗難の罪を着せた皿屋敷中学校教師の岩本であり、コエンマは盗まれた宝の奪還を優先していたことと当時の幽助の霊丸は命を奪う程の威力はなかったので許可したのだが過激な面は幽助に影響されたのかもしれない。
制限
霊気量の問題から弾数制限がある。
最初は1日1発だったが幻海との修行を経てからは威力を調節することで弾数が増加。全力で撃つ場合の弾数に関しては四聖獣編と雪菜編の描写を観る限り、2発か3発の様子。
暗黒武術会に向けての修行を経てからは最大で撃つ場合は1日4発となった。
アニメ版では仙水戦で5発使用しており、魔界での修行を経てからは全力でも数十発でも撃てるようになった。
バリエーション
- 加速霊丸
桑原和真とのコンビネーション技としての霊丸。
霊剣を手にダッシュする桑原の背中目掛けて霊丸を放つことで桑原を加速・奇襲させる。
桑原への負担が大きい捨て身技だが幽助が威力調節を行うことで致命傷は避けられる。
戸愚呂兄弟との戦いにおいて、桑原の発案から決行され、戸愚呂弟の腹部を貫いて勝利した…のだが実際は戸愚呂兄弟が垂金権造を破産させるための演技だった。
- 連射霊丸
連続発射による霊丸。
酎のフルパワー妖気球に対抗して使用。普通に撃てば妖気球に飲み込まれるだけだったので残り2発を連射することで妖気球の威力を削りつつ、妖気球も突き抜けたことで両者ともに痛み分けとなる。
しかし、高等技術である連射を初心者同然の幽助が使った反動で幽助は霊丸を撃てなくなってしまう。
幸いにも次のDr.イチガキチームとの試合でDr.イチガキへの怒りで霊力が高まったことで復活したが霊力の回復を待たずに無理をして撃とうとすれば未完成の邪王炎殺黒龍波で右腕を負傷した飛影のようになるところだったと覆面戦士は語った。
アニメ版では黄泉との戦いでも連射霊丸を使用するが既に初心者ではなくなっていた為、使用不能になることはなく、霊気と妖気の混合に進化させたために魔古忌流煉破反衝壁を破ることに成功。
- フルパワー霊丸
霊丸用の霊気に加え、それ以外の霊気も用いた霊丸。
発射後も霊気を送り続けることで威力を高めるが自身への負担も大きい捨て身の大技。
原理としては朱雀との戦いで用いた自身の生命力も力に変えてのショットガンと同じと思われるが以前の幽助は反動で心臓が止まりかけたのに対し、フルパワー霊丸使用時には心臓が止まりかけるまでに至らなかったのは霊光玉を継承したおかげと思われる。
戸愚呂とのフルパワー合戦で使用。戸愚呂が初めて、完全に防御に回り、幽助のほうが先に倒れ、残ったフルパワー霊丸も戸愚呂に握り潰されてしまうが戸愚呂は自身のフルパワーの反動で戦死。
- 合体霊丸
劇場版第2作目において使用したアニメオリジナル技。
桑原、蔵馬、飛影と陣形を組んだ状態から霊丸を放ち、霊剣、ローズウィップ、黒龍波にも変形する。
耶雲との戦いにおいて、冥界玉のパワーを用いたことで使用可能となり、耶雲に大ダメージを負わせた。
幽助以外の使い手
使用方法自体はシンプルなためか幻海や乱童も使用。
乱童は幽助の霊丸を一度見ただけで使用可能とし、アニメ版では霊丸同士のぶつかり合いも繰り広げた。
幻海は劇中では幽助に発破をかけるために霊波動で若返った状態で初使用。
戸愚呂との決闘においては残された力を用いて、3発使用。
1発目は心臓目掛けて放つも45%の左腕をえぐり取るだけに留まり、2発目は80%に変身したことで左腕も再生した戸愚呂に左手だけで受け止められ、3発目は命を燃やしたのか若返った状態から放つも通用せずに敗北した。
関連イラスト
撃つときの指の形が特徴的でポーズが似ているイラストにこのタグが付けられることも。