概要
CV飛田展男
舞台版キャスト:木津つばさ
四聖獣のリーダー。
その危険性から、他の3人とともに迷宮城に封印されていたが、蟲笛を使って人間界を混乱させることで、霊界に人間界への移住権を要求してきた。
闇奥義と雷、それに妖気を融合させて妖雷波を作り出す暗黒雷迅拳の使い手で、「暗黒妖籠陣」を用い、自らを7人にすることも出来る。
側近に妖鳥「ムルグ」がいる。
人間に近い容姿をしており、説明口調で話すのが特徴。
髪と一体となっている赤い部分が触角であり、これを傷つけられると闇奥義をうまくコントロールできなくなる。
そのため、ダイヤよりも硬い黒甲冑で触角を覆い、戦闘中も常に触角に気を配りつつ闘っていたが、浦飯幽助の最初の霊丸をはじき返したときの衝撃で、すでに触角にダメージを受けていた。
蟲笛で魔回虫を操ることができ、魔回虫に寄生された人間たちに雪村螢子を襲わせた。
幽助の戦いでは片手だけで戦っていたが、暗黒雷迅拳を防がれて思わぬ反撃を許したことから、暗黒妖籠陣で7人に分裂。
ダイヤをも砕く威力があるという「六獄暗黒雷光波」での多重攻撃で幽助を負傷させた。
負傷した幽助を捕らえて「彼女(螢子)の心臓を食うと誓えば、お前(幽助)の魂を魔界で浄化して、妖怪に転生させてやる」と告げて屈服させようとするが拒否される。
分身二人に電撃攻撃を続けさせ幽助を嬲るが、人間界の螢子とぼたんの様子を見せつけられ、幽助が息を吹き返してしまい、自身は幽助を甚振るために電気を放ち続けた為に雷光波が撃てない状態となったところに、幽助のショットガンで大ダメージを受ける。
1人だけは致命傷を免れ、倒れた自らの分身たちから妖気を吸収し全快、再び7人に分裂し最大級の「七獄暗黒雷光波」で決着をつけようとした。
しかし、触角にダメージを負っていた為に技を完全に制御しきれず、逆に幽助の命がけのショットガンを受けて全滅。
最期は自らが侮っていた人間の絆の力を認めるに至った。
原作では触角の傷に気付いたのは敗れた後だったが、アニメ版では最初の七獄暗黒雷光波で幽助を倒せなかったことに疑問を感じた際に気付いた。