もしかして→霊丸
概要
基本的にはSF作品に登場する架空兵器(架空銃)であり、ビームガン、レーザーガン、ZAPガン、フェーザー、ブラスター、熱線銃など、作品ごとに様々な呼称がある。
現実世界においても「指向性エネルギー兵器(Directed-energy weapon)」の研究は進められており、一部では実用化に成功している。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
全ての作品に登場する伝統の銃型アイテムの1つ。
高速のエネルギー弾を射出する。弾数は、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』〜『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/ Wii U』までは最大16発、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では最大12発。
威力は低いが、射程がとても長く、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のものは、ステージ「終点」の画面外ギリギリの位置から撃っても、反対側の画面外まで余裕で届く上に、ヒットした相手を浮かせるので、ただ連発するだけでもコンボとなりやすい。
『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』のものが最も威力が高く(6%)、発射音も他作品と比べて派手である。
どんどん場外へ押し出していけるので、復帰力の弱い相手にはこれが決め手となることも。
作品ごとにデザインが安定していなかったが、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』以降デザインが固定化され、銃口にスマブラのシンボルが描かれているものになった。
歴史の生き証人!?
そもそもレイガンこと「光線銃」は、1970年に発表された任天堂の主力商品だった。
だがその人気に乗って施設拡張を行った結果オイルショックなどで逆に負債を抱え込み(!)、その時の技術を生かしてゲーム&ウオッチやファミリーコンピュータなどの発展に至ったと言われている。
1977年に発表された『ダックハント』はその光線銃シリーズ作品のひとつであり、『ワイルドガンマン』はそれよりさらに3年前である。
つまり、『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』から見ても29年前、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』から見れば48年前の主力商品であり、任天堂の繁栄を陰ながら見守って来た存在とも言える。