CV:堀秀行
概要
主人公ドモン・カッシュの八歳年上の実兄。父親であるライゾウ・カッシュ博士の補佐を務めていた技術者。父と共にアルティメットガンダム(後のデビルガンダム)の開発に携わっていたが、全宇宙の支配を企みこれを強奪、地球に逃走したとされていた。ネオジャパンのガンダムファイターとなったドモンの前にも姿を現している。
しかし実際は、ウルベ・イシカワとミカムラ博士の陰謀に巻き込まれてしまい、父の命令でアルティメットガンダムと共に地球へ向けて脱出したのが真相であった。だが、大気圏突入時の衝撃が原因でプログラムに異常を来したアルティメットガンダムはデビルガンダムへと変貌、キョウジはデビルガンダムが活動するための生体コアとして取り込まれてしまったのだった。
ドモンの前に現れた姿はデビルガンダムによる幻影とされる(俗にDGキョウジと呼ばれている)。
地球でガンダムファイトが開催された際、ネオドイツのシュバルツ・ブルーダーと交戦し、敗れて死亡した彼の肉体を素体として自らの意識と記憶を移植し、アンドロイドのシュバルツを造り上げ、弟の補佐と自らの抹殺を託した。
その後は自我を喪ってデビルガンダムの一部として完全な生体部品と化し、肉体が傷ついてもDG細胞によって修復が繰り返されるだけの存在となっていき、生体コアとしてコードで吊るされた操り人形のような状態で取り込まれている。
最期はデビルガンダムを倒すためシュバルツもろともドモンの石破天驚拳に散ったが、最後の最後にキョウジとしての自我を取り戻し、その死に顔は「ありがとう、ドモン」と弟に感謝し微笑んでいた。
その後、グランドマスターガンダムの圧倒的な強さの前に屈しかけるドモンの前に東方不敗やミキノらと共に幻影として現れ、ドモンを叱咤して立ち上がらせている。
関連イラスト
設定が設定の為、シュバルツと共に描かれる事が多い。
関連タグ
機動武闘伝Gガンダム Gガンダム 兄 兄弟
ドモン・カッシュ シュバルツ・ブルーダー レイン・ミカムラ
デビルガンダム 生体ユニット DG細胞
表記ゆれ:キョウジ
ウォン・フェイフォン…ゼノギアスの主人公。オマージュが散見される。
マイティ…主人公の兄つながりと似たような存在がいる。
アルテミス(ダンまち)…ある意味キョウジのオマージュなのか、映画の作中での行いがほとんどキョウジとシュバルツと酷似しており、特にラスボス戦ではまさにキョウジ(シュバルツ)のようであった。
うちはイタチ…忍者繋がりでもある他、表向き一族崩壊の黒幕であり、弟が討つべき仇敵とされながら、実は組織の内部抗争に巻き込まれた最大の犠牲者だった真実が明らかになったという点で共通している。