概要
ネオ・ジャパンがシャイニングガンダムと同時に用意した大気圏突入/離脱用カプセル。
「機動武闘伝Gガンダム」ではガンダムファイト開催のシーズンになると、各国コロニーからモビルファイターを地球上に下ろす必要が出てくるため、大気圏突入用オプションとして開発された。
なお、1994年当時は正式な名称はなく『ネオ・ジャパンMF用カプセル(キャリアー)』としか表記されておらず、後付けでこの名称となった。
蓮の花のような意匠をしており、1枚の芽と12枚の花弁を模した耐熱装甲と底部の4基の大出力スラスターでMFを安全に大気圏突入/離脱させる役割を持つ。
劇中では第1話から登場。ネオ・イタリア上空に落下しネロスガンダムを仕留めた。
第23・24話でも性能の限界に達していたシャイニングガンダムに代わる後継機をドモンに届けるためにネオ・ジャパンからギアナ高地上空に射出された。
第46話でもウルベに攫われたレインを救出するために宇宙への大気圏離脱で使おうとするも、ある人物が乗ったウォルターガンダムに破壊されてしまう。以後は大気圏突入/離脱の役割は風雲再起が担うこととなり、劇中での出番はこれが最後となった。
立体物
Gガンダムのオプション自体が立体化される事が稀なため、長らくガンプラでの展開はなかった。
しかし、Gガン30周年を迎えた2024年に半完成品モデルのマシンビルドブランドで1/144サイズでの立体化がプレミアムバンダイ限定で決定。
劇中同様の展開ギミックを備えており同スケールのHGFCシャイニングガンダムを載せることが出来ると発表されている。