シャッフル同盟「「「「「こ、こいつは!?」」」」」
ウルベ「そう、我が名はグランドマスターガンダム!さあ、かかって来い!!!」
概要
第48話『地球SOS!出撃ガンダム連合!!』に登場。
デビルガンダムコロニーに進入したシャッフル同盟を迎え撃つために、ウルベ・イシカワがコロニーのメイン動力炉をDG細胞で変異させ作り出した機体。
四天王の残骸から作られているわけではないことに注意(四天王の特徴的なパーツを複製し、触手で繋ぎ止めている形である)。
その外見は、グランドガンダムの胴体をベースとして、頭部にマスターガンダムの上半身、背部にガンダムヘブンズソードの翼と爪、尻尾にウォルターガンダムという、デビルガンダム四天王のキメラと言うべきものとなっている。
なお、ヘブンズソードとウォルターの部位は原型機より遥かに大型化しており、ヘブンズソードの爪はボルトガンダムを片手で掴み上げ、ウォルターに至っては原型機のウォルターファングがライジングガンダムの拳に食い付く程度のサイズだったのに対し、こちらはドラゴンガンダムの胴体に丸々かぶり付ける程に巨大化している。単純計算してもオリジナルの4~5倍はデカくなっていると見ていいだろう。
武装も四天王のそれを継承しており、その巨体による猛烈なパワー、石破天驚拳の直撃にも耐える超重装甲、多彩な中距離攻撃による機動性のカバーという三拍子揃った圧倒的スペックでシャッフル同盟を苦しめるも、合体攻撃「シャッフル同盟拳」を受け大破、DG細胞に冒されきっていたウルベも消滅する。
しかし、生体ユニット(レイン)が健在なために、機体は再生を始める。DG細胞の自己再生能力によってゾンビのような姿に成り果てても、なおもゴッドガンダム以外のシャッフル同盟に襲い掛かった。
武装
- ビーム砲
ウルベが消滅した後に使用。DG細胞でマスターの腕を巨大なビーム砲に変えて使用する。
島本和彦のコミカライズ版では頭部そのものが巨大な砲身に成り代わっていた。
- ヘブンズクロー
ヘブンズソードのクローを模した武装だが、本家とは違い触手で接続されている。
- ヘブンズダート
ヘブンズダートの羽を発射する。
- グランドホーン
グランドガンダム同様、伸縮自在の角。
- グランドサンダー
ホーンから放つ電撃。劇中では未使用だが、ゲームでは放出するパターンと突き刺した相手に電流を流す使い方がある。
- ウォルターファング
尾となったウォルターガンダムが噛み付く。
- 大口径ビーム砲
ウォルターガンダムのアーマーに付いたビーム砲。Gジェネでは笑倣江湖とウォルターの異名になっていた。
- ダークネスフィンガー
本家とは違い、両手を構えて黒いエネルギー砲を相手に放つ。Gジェネで命名されたが、スパロボではウルベが技を取得していないという解釈で長い間実装されなかった。
『コミックボンボン』のときた洸一によるコミカライズでは、シャッフル同盟5機を棒立ち状態で抵抗できなくするほどの高威力を有する疾雷を両掌から放出している。
ゲーム
『スーパーロボット大戦』シリーズでは、『Gガンダム』が参戦するゲームには大抵登場している。パイロットは原作同様ウルベであることが多いが、作品によってはウルベが登場しないため、ウォン・ユンファが乗っていたこともある。
ウルベもウォンも登場しない場合(本編終了後など)は、DG細胞から作り出されるという設定からか、デビルガンダムの取り巻きの雑魚敵として登場する事が多い。
『ガンダムブレイカー』ではフェーズ4のボス、つまり第1章のラスボスを務めており、最初はダークネスショット、ウォルターテイル、薙ぎ払いビームだけだが一定ダメージを与えるごとにヘブンズダート、グランドボンバー、そして最後にはグランドサンダーまで使い始め、嵐のような波状攻撃を仕掛けてくる。
自分からEXアクションなどで無敵時間を作らないと回避できない攻撃もあるので最後まで油断ができないボスとなっている。
ロストヒーローズとロストヒーローズ2ではどちらもデビルガンダムの触手を駆除するために戦うことになる強敵として登場。1作目は回復を怠らなければ大したことは無いのだが問題は2作目でのこいつが厄介である。理由としては大まかに…
- DG細胞持ちの敵は同じ攻撃法を食らう度に耐性が上がり、連続攻撃系の技で攻撃してしまうとガチガチの無敵になってしまう。
- 一定数ダメージを与えるとエネミーラッシュという敵が強くなるターンが発生してしまう。
- 1番の厄介は、瀕死状態になると全回復し、最初からやり直しになってしまう。つまり耐性もそのままで、ちゃんと倒しきらないとエネミーラッシュを喰らい続けるといういたちごっこを味わうことになる。
こうなってしまったら潔くわざとゲームオーバーをして対策を練り直した方が吉である。
対策としては、連続攻撃系の技を使うのはやめて、早めにヒーローラッシュを発動させてクロスオーバースキル等で一気に倒すのが先決である。
玩具
以前海外を中心に発売されたフィギュア「MS・イン・アクション」ではDG四天王を4体すべて集め合体させると完成する、というギミックがあった。作品中の完全再現は不可能ではあったもののぱっと見のイメージはかなりそれらしいものになっていた。
関連動画
関連タグ
デビルガンダム マスターガンダム グランドガンダム ガンダムヘブンズソード ウォルターガンダム
ウルベ・イシカワ 全部乗せ ゲテモノガンダム 合体四天王 鵺
リライジングガンダム:ガンダムビルドダイバーズRe:RISEに登場したガンプラでメイン4機が合体、構成個所の位置、1人操縦機など本機体に近い物を持つ。但し、こちらは黒幕(本編で言う所のウルベ)の使用機に対してこちらのガンプラは主人公(本編で言う所のドモン)が正しいことに使ったため言い換えれば「デビルガンダムが光堕ちして本来の象徴(アルティメットガンダム)になった」に対しこちらは『グランドマスターガンダムが光墜ちした姿ではないか?』と推測できる。