MSVに関しては水中型ガンダムにて。
概要
『コミックボンボン』誌上で展開されたSDガンダムにおける『MSV』的な企画『SDV』に登場したMSの一種。
ガンダムMk-Ⅱをベースに水中用に作り出されたという設定。
コマンドガンダムと同時期に公開され、SDコマンド戦記G-ARMSの土台となった。
http://livedoor.blogimg.jp/redcomet2ch/imgs/f/5/f5f8a99c.jpg
ある意味アクア・ジムと水中型ガンダムの原型とも言え、一部のゲーム作品では水中型ガンダムをガンダイバーと表記していることから混同されることも多い。
G-ARMSのガンダイバー
彼のパーソナルマークはイルカ。
当初は臆病で、サブマリンモードに変形可能で尚且つダイバーでありながら泳げないというヘタレ設定だったが作中で克服し、海流波ハイドロポリスという必殺技を会得した。
大人しい性格ではあるものの、水中に潜ると攻撃的な性格に豹変してしまう。
女言葉で瞳を輝かせており女性キャラの様に描かれているが、デザインした横井孝二曰くG-ARMSの紅一点はガンイージスで、ガンダイバーは「男の娘」に該当するとのこと。
後に強化手術を受ける事でスーパーガンダイバーへとパワーアップし、支援メカのサブインターセプターと合体する事でクルーズモードへと変形。
新たな必殺技・ポセイドントルネードも会得している。
なお、こちらのガンダイバーには下記の様な換装機能は無い。
SDガンダムフォースのガンダイバー
モチーフはリ・ガズィ。『SDコマンド戦記Ⅱ・ガンダムフォース』にも同モチーフは存在するが、空戦部隊所属で色も同系統だがかなり異なる。
ガンダムフォースの追加メンバー。
主要メンバーが全員泳げないため、水中では彼等の協力が不可欠となっている。
最初は2体だけ出撃させていたが、実は開発者であるカオ・リン主任が出し惜しみしており、最大で7号機までいる7つ子。
結局その回で現れた水中装備のダークアクシズ軍団によってコムサイが暴走させられたため、事態を収拾するため全機デビューの運びとなった。
キャプテンガンダムに似て、やや事務的な口調で会話する。が、その健気な性格も相まって新入社員のような爽やかな雰囲気を醸し出している。
また、会話の際は1号の話した言葉を、他の同型機が一部を復唱するのが特徴。
7機も存在するなど戦力は充実していたが、水中戦があまりなかったため、本編で多く活躍することはなかった。
しかし、水中に沈んだ換装リングが上昇するためのエネルギーを供給するため、「みんなが救えるのなら…」と自分達のエネルギーをほぼ全て捧げている。
必殺技は「マキシマムスパイラル」と、「レインボーボルテックスシュート」で、いずれも7体のガンダイバーが揃うことで発動する技である。
なお、単独でG-ARMS版の必殺技が使えるかは不明である。
最終決戦では、水中ユニットを飛行ユニットに改装したガンチョッパー(ズ)としてパワーアップし、戦いに赴いた。
ちなみに飛行方法はガンイーグルのようなフライトユニットではなく、換装された背部のプロペラユニットで空中を移動する。
武装も水中用のものから空戦仕様へと変更され、ミサイルポッドからガトリングガンに換装されている。
7体もいるにもかかわらず、プラモデルはともかくフィギュア玩具は一部玩具店の限定商品という、ややレアな商品だった。
なお、違うシールを貼れば1号機から7号機まで再現出来るため、剛の者は7体全て買い集めたという。
残念ながら後半に登場したガンチョッパーに関しては玩具も存在しない。
武装
- シュノーケルビームトライデント
バックハイドロユニットの側面上部に収納される武装。水中でもビームを展開することが可能な水中仕様。
- ビームブーメラン
バックハイドロユニットの両側面に収納されている武装。主に必殺技の際に使用されている。
- スクリューユニット
アームパーツを収納して展開する。渦巻きを起こすことができる強力な武装で、必殺技にも使用される。
ガンダムビルドダイバーズ
GBNの運営・カツラギのアバターとして登場。モチーフとなったのは01号機。デザイン的にはエンブレムが違うなどの変更点がある。
詳しくは該当記事にて。