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水中型ガンダム

すいちゅうがたがんだむ

水中型ガンダムとは、メカニックデザイン企画『M-MSV』、『MSD』に登場するモビルスーツである。メイン画像は初出の『M-MSV』版。
目次 [非表示]

機体データ(M-MSV版)編集

型式番号RAG-79-G1
所属地球連邦軍
開発地球連邦軍
生産形態少数生産機
全高18.3m
本体重量47.7t
全備重量58.5t
出力1,330kW
ハイドロジェット総推力9,670kg
センサー有効半径4,600m
装甲材質チタン・セラミック複合材
固定武装ビーム・ピック2振、背部魚雷ポッド2門、左腕部炸裂式ハープーン・ガン、右腕部ハンド・アンカー
携行武装水中用偏向ビーム・ライフル

概要編集

M-MSV編集

TV版、劇場版の世界観における水中用モビルスーツ。

一年戦争中、ジオンの水陸両用モビルスーツに対して性能不足が否めなかったアクア・ジムを、エースパイロット向けに再設計した機体。

外見上共通して見受けられるパーツこそ少ないものの基本設計自体はアクア・ジムと大差なく、その開発系統からジム系に分類されているが、ガンダムタイプに似た形状の頭部を有する事から水中型ガンダムと呼ばれるようになった(一部ではガンダイバーと呼称する資料もある)。

このガンダムタイプの頭部はガンダムと比較すると、バイザーを装着したツインアイや頸部から伸びる動力パイプ、マドロックのように「への字」の開口部が消失したマスクなど水中活動に対応したものと思われる複数のカスタムが施されている。


開発はアクア・ジムの設計を見直しする所から行われており、これによってベース機であるアクア・ジムの運用で明らかになった問題点をいくつか改善されている。


一年戦争後、海洋戦力に対する注力が行われなかった事もあり、アクア・ジムと同じく直系と呼べる後継機は存在しない。しかし、稼働可能な機体は戦後も各地に配備されており、グリプス戦役中にティターンズで運用されたケースや、第二次ネオ・ジオン抗争後にダカール基地に配備された機体が確認されている。特に後者は当時の最新型水陸両用機であるゼー・ズールと交戦し、互角の戦闘を繰り広げた。


MSD編集

水中型ガンダム

機動戦士ガンダムTHEORIGIN 版の世界観における水中用モビルスーツ。

ジオン共和国軍の水陸両用モビルスーツに悩まされる連邦海軍の提言により開発されたアクア・ジムを、エースパイロット向けに再設計、チューンナップした機体である。

本企画では正式に「ガンダイバー」の別名が設定されている。


本機は機体設計に陸戦型ガンダムなどの雛型となった局地型ガンダムの設計データを盛り込んでおり、ジム系列の発展機でありながらガンダムタイプの直系にも属する特殊な機体となっている。

その為頭部形状のみガンダムを模した機体群とは異なる存在となっている。


腕部や脚部、腹部等に局地型ガンダムの意匠が見て取れる。

特に頭部はトサカとアンテナ基部が一体化したΖΖガンダムに似通った形状から、旧来のRX-78タイプに近い配置になっている。

出自も含めて最早「水中用に改修された局地型ガンダム」と言われても違和感の無い外見である。


武装編集

水中で運用することを前提としているため、武装も一般的なMSとは異なる特性を有している物が多い。

ビーム・ピック編集

水蒸気爆発により行動が阻害されることを防ぐために出力を絞ったビームサーベル

敵機に接触しないとビーム刃を形成できない仕様だったが、あまりにも不評を買ったため、通常のサーベルの70%ほどだがビーム刃を常時形成出来るものが開発された。

この後期型ビーム・ピックはアクア・ジムにも逆輸入されている。

左サイドスカートの2振がオミットされており、装備数は右サイドスカートの2振のみになっている。


水中用偏向ビーム・ライフル編集

ビームを細く収束させ水中での急激な拡散及び熱エネルギーの喪失に伴うメガ粒子の減衰を抑えたビームライフル

水の抵抗を抑えるために着脱式のカバーが取り付けてある。


魚雷ポッド編集

バックパックに2基取り付けてあるハイドロジェットエンジンユニット上部に魚雷発射管をそれぞれ1門ずつ装備している。


ハンド・アンカー編集

こちらもアクア・ジムから引き続き装備している格闘用兵装で、ワイヤークローを射出して相手を拘束することが可能。

両腕に装備していたアクア・ジムと違い右腕部にのみ装備している。


炸裂式ハープーン・ガン編集

左腕部に装備された、を射出する装置。

この銛には指向性の爆薬が内蔵されており、徹甲榴弾のように相手の装甲を貫いてから爆発する。

後の時代のアクア・ジムにも携行武装として採用されている。


立体物編集

プレミアムバンダイ限定で1/144スケールのHGが発売。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD」枠でのプラモデル化となる。

関節などは局地型ガンダムがベースとなっているが半分以上が新規パーツに置き換えられている。

武装はビーム・ピック、ハープーン・ガン、偏向ビーム・ライフル、ハンド・アンカー等が付属。

ビーム・ピックはサーベル刃のパーツが長めのスタイリッシュ方面にシフトする以前に普及していたSB-6ランナーのサーベル刃を使用することで、近年の1/144で主流となっている長めのSB-13ランナーとの相対的な短さを再現している。


余談編集

「ガンダイバー」という名前編集

ガンダム作品全体でこの名を持つ機体はややこしいことに3種類存在し、残り二つはSDガンダムに属している。

一つは玩具企画『SDコマンド戦記 G-ARMS』に登場するものでデザインラインはガンダムMk-Ⅱをベースとしており、もう一つはアニメ『SDガンダムフォース』に登場するものでこちらはリ・ガズィをデザインラインのベースとしている。

上記SDガンダムシリーズのガンダイバーについては当該項目を参照。


関連項目編集

M-MSV

MSD

アクア・ジム

局地型ガンダム

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