孫堅ガンダムアストレイ
そんけんぱぱのほうのあすとれい
CV:山口太郎
モチーフ:孫堅+ガンダムアストレイゴールドフレーム天ミナ(機動戦士ガンダムSEEDASTRAY)
流通ギルド「レッドタイガー」代表。
董卓プロヴィデンスガンダムが領内の小さな村から警備兵を撤退させたせいで、大事な商売相手が黄化トリニティにリンクしてしまい、大口の取引先を失ったことに腹を立てている。
(出典:三国創傑伝公式サイト)
キングダムワールド南部を支配するゴ・エリア最大の流通ギルド「レッドタイガー」の社長。
「空の王者」の異名を持つ。
孫策ガンダムアストレイ、孫権ガンダムアストレイ、孫尚香ストライクルージュの3兄妹の父。
豪快な親分気質であり、社長というか山賊のボスみたいな人であるが、熱血漢で義侠心に富み、部下からは慕われている。
董卓プロヴィデンスガンダムのことは嫌っているが本人相手には出さなかったり、後述の曹操の一件など商売や人助けといった状況に応じて個人の好き嫌いは飲む冷静さも持ち合わせた人物。
かつて劉備ユニコーンガンダムとその母親を保護したが母親がBUGになってしまったことで劉備をレッドタイガーで引き取っていた。数日の付き合いだったが孫堅は彼のことを気に入り、劉備も孫堅の事を親のように尊敬している。
なお、『焔虎譚』の描写を総合すると孫策、孫権、劉備、曹操ウイングガンダムの4名は元ネタと異なり本作ではそこまで年が変わらない様子。
その曹操については才能は認めつつも輸送業務においては商売敵なうえ、自身の人を見捨てられない性格を利用される形で不利な契約を飲まされたこともあり敵対心は抱いているが妥当董卓のために自ら同盟を持ちかけている。
ベンジャミンV2ガンダム&エドワードセカンドVとは旧知の仲。
子女たちを深く愛する家庭的なパパであるが、子供たちに取引先拡大の仕事を与えるなど甘やかさない姿勢を見せ、意見を通す時にはレッドタイガー流のやり方として自分に勝つことを条件とする(そして本気を出して圧勝する)など教育方針はスパルタ気味。
これらは子供たちの成長を願ってのことであり親子関係そのものは良好。
レッドタイガーのメインキャラは太史慈デュエルガンダム以外は作中の子世代や『焔虎譚』でのスカウト組であり組織としても無事次代に繋げている。
ただ、その厳しすぎる育て方によって孫権は壮絶なトラウマを持つことになり現在の引っ込み思案&二重人格気味の性格が出来上がった(孫堅だけがスパルタなのではなく、孫家は元々そういう家訓がある)。
青龍刀のような立神と、背中に付属する羽根のような武器骸ノ神器を組み合わせて戦う。
前述のレッドタイガー流のやり方や後述の董卓戦を見るに真っ向からの勝負だと作中の実力者の中でもかなり強い節がある。
かつて幼い劉備とその母を保護したがその後BUGに襲撃され劉備の母がBUGになってしまい、「子供の前で親を切れない」と攻撃を躊躇ったが、劉備の母は最期の意思で他のBUGを食い止め命を落とした。
数日後、劉備が自分の意思で独り立ちを決めたため、彼の母のような人や家族を守る力を身に着けるように言い渡し別れを告げた。
その後、孫権や孫尚香に彼らの成長のためにも取引先拡大の仕事を任せるがその中で表沙汰になっていくBUGと関わることになる。
専横を繰り返す董卓に怒り、商売敵である曹操ウイングガンダムに全然許してないと前置きしながらも同盟を持ち掛け董卓討伐軍を結成。スピードが命の商売人として人数をかき集めた。ブルーウイングと共に向かう中で成長した劉備と再会している。
ラクヨウ・エリアにて関羽νガンダムと張飛ゴッドガンダムの窮地に駆け付け、凶竜となった董卓と相対した。
…のだが、その次の回では具体的戦闘シーンすらなく董卓は孫堅1人にボコボコにやられ、そのまま死亡してしまった。孫堅の見せた理不尽なまでの強さには、関羽と張飛も唖然としていた。
赤壁の戦いではブルーウイングの対抗勢力として立ち上がり、参加する劉備に対しては曹操を殺す覚悟を決めさせていたが、実際にトドメを刺そうとした劉備のことは止めている。
続編の『SDガンダムワールドヒーローズ』においても、パイレーツワールドの旧友であるベンジャミンV2ガンダム&エドワードセカンドVのもとに向かい、もはやどちらが海賊なのかもわからないほど馴染んでいた。一緒に付いて来させられた孫権はかつてエドワードに修行させられたため、この世の終わりの如く恐怖していたが。
仲間を想う心を認められパイレーツワールドのハロを手に入れる。
最終決戦にも参加。窮奇ストライクフリーダムガンダムにはそのハロに応じた負の一面として「皆で宴会をしようと店を探すが見つからず行き倒れる」という(曹操と合わせてほぼギャグな)幻覚を見せられた。
現在のところ外伝での出番はない。
元ネタとなった孫堅は『三国志』の序盤の方にて、わずか36歳の若さで早々に戦死する人物で、『SDガンダム三国伝』を始めとした各種創作でも「『江東の虎』孫堅の死を乗り越え、江東の小覇王として若き孫策は雄飛し、後に皇帝となる孫権はその背中を追うのだった…」みたいな流れが定番であるが、本作では赤壁の戦いにも参加したうえ『ヒーローズ』で三国志の流れから離脱したことで全く死ぬ気配がない。
このように滅茶苦茶に強く、一向に子供たちに命を繋ぐ描写が無いため、全創作物最強の孫堅と称されることもある(一応戦闘に関しては苦戦していることもある)。
『SDガンダムバトルアライアンス』では劉備、曹操と共に巨大化する形で登場を果たした。
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