Xアストレイ
えっくすあすとれい
ザフトで設計されていたドレッドノートのドラグーン・システム用プラットフォーム「χ(カイ)ユニット」を装備した姿。
ザフトでは設計のみで実機製造はされず、アンドリュー・バルトフェルドがこの設計データを入手してジャンク屋にこのデータが譲渡、アメノミハシラのファクトリーにて実物の建造に至る。
「Xアストレイ」の名称は、プレアの意思を確認したロウ・ギュールにより「人を助けるためのモビルスーツ」として命名された。
プレアの亡きあとは、カナード・パルスへ本機が預けられる事になり、彼の戦闘スタイルに合わせて背部バックパックを「Η(イータ)ユニット」へ換装したドレッドノートイータとなり、傭兵部隊Xのリーダー機で運用されている
基本装備はドレッドノートを参照。
χユニット
本機のドラグーン・システム。プロヴィデンスのものに近い大型ドラグーンである(端末はより大きい)。プリスティスと同様に有線式のケーブルでMS本体と繋がっており、エネルギー供給も行われているので常時展開していられるメリットがある。なお、端末にもフェイズシフト装甲が施されているが、供給ケーブルを優先的に狙われる可能性が高い。
『X ASTRAY』の終盤では、この端末のフォーメーションで、粒子線とフィールドを錘型にするバリアを展開し ている。このフォーメーションに包まれたスーパーハイペリオンは、アルミューレ・リュミエールのモノフェーズが機能しなくなり、最終的に最大出力の砲撃で自壊している。
展開されたバリアは、要するにνガンダムがフィン・ファンネルでやってたFFバリアに近い。ただし、運用用途はまったく違う。
このフォーメーションは、後にアカツキやストライクフリーダム弐式でもドラグーンのバリアを運用されているが、こちらはνガンダムに似た防御用途となっている。なお、本機とアカツキのものは「展開できる」と装備の機能なのかパイロットの技能かは不明とされている。