概要
『鎧闘神戦記』の主人公。
SDガンダム外伝では珍しく、原作TVアニメの主人公役がそのまま主人公を演じている(前作・黄金神話ではあくまでW主人公の片割れという扱いだった)
スダ・ドアカワールド上空に浮かぶ島ピースクラフトに住まう天使であり、守護天使ミリアルの実弟。もう一度書く。守護天使ミリアルの実弟。似てねぇ!!
カードダス版では原典に似て、クールな性格でミリアルのことは「兄貴」と呼ぶ。
漫画版では原作とはうって変わっての熱血漢であり、ミリアルのことは「ミリアル兄さん」と呼んでいる。まぁ、それ以上に衝撃的なのは「お尻が光ったら、デ・ドールホタルになっちまう」というオヤジギャグを言って、リリーナにめり込みパンチを喰らったことであろう。
スペリオルドラゴンから与えられたバスターソードで騎士ヒイロ→騎士ウイングガンダム→鎧闘神ウイングに変身する。
ちなみに騎士ヒイロの姿は漫画版のほうでは変身で少し出てくるだけ。
鎧闘神出現
リリーナ姫を狙い、ピースクラフトに侵攻してきたトレーズ閣下率いるオズワルド軍との戦いで兄・ミリアルを喪いながらもスペリオルドラゴンから与えられたバスターソードで騎士ヒイロ、騎士ウイングガンダム、鎧闘神ウイングに変身し、リリーナを守りながら戦いを開始。
リリーナを連れて、地上に降り立つもバスターソードが負荷で壊れてしまう。シャッフル騎士団の騎士シャインガンダムと騎士ドモンに助けられたヒイロとリリーナはブリティス王国に身を寄せ、そこで鍛冶師ジョワンにバスターソードを改修してもらう。
オズワルドの手でシャッフル騎士団の神機は全て石化されてしまうもヒイロは自分と同じようにスペリオルドラゴンに新たに選ばれた法術師デュオ、騎士ガンダムデスサイズ、闘士トロワ、騎士ガンダムヘビーアームズ、騎士カトル、騎士ガンダムサンドロック、剣士ウーフェイ、騎士シェンロンガンダムと共にオズワルドとの本格的な戦いに身を投じていくのだった。
超絶!巨大変身
電光騎士ゼクスの雷神将トールギスの力で石化してしまった上、重将ギガトールギスのマグマで溶かされてしまう鎧闘神ウイングであったがその中に赴いたリリーナの祈りの力で真・鎧闘神ウイングとして復活。ギガトールギスを撃破する。
黒い鎧闘神
ゼクスの正体は洗脳されたミリアルであり、古代神バロックガンの力で鎧闘神エピオンとなったミリアルの前にヒイロは敗北。リリーナは傷ついたヒイロの身を案じ、1人でオズワルドの本拠地に向かってしまう。
騎士エックスの導きでヒイロはバーサル騎士ウイングガンダムに進化し、それに伴い、鎧闘神ウイングも第2の進化を果たしたことでエピオンを正気に戻すことに成功する。
漫画版最終章
リリーナを取り込んだことで復活したバロックガンに立ち向かう鎧闘神兄弟だったが覇界神バロックガンの猛攻の前に変身が解けてしまう。それでも2人はリリーナの許に辿り着くとリリーナの力で3人は融合し、超鎧闘神ウイングに巨大変身する。
超鎧闘神はアルガス騎士団の4神器に秘められた力も解放し、バロックガンに勝利する。
バロックガンの最後の力でピースミリオンが地上に落下するも超鎧闘神は仲間たちの信じる力で神そのものに進化し、ピースミリオン落下を阻止することに成功。
全ての戦いを終えたヒイロはリリーナ、ミリアルと分離し、仲間たちの下へと帰っていくのであった。
光臨の超鎧闘神
ヒイロはスペリオルドラゴンから与えられた三種の神器の力で神聖騎士ウイングガンダムに進化。リリーナの導きでミリアルとソウルユナイトを行い、超鎧闘神になると豪嵐神バロックガンΩに勝利。
スペリオルドラゴンの導きで超鎧闘神はバロックガンと融合して、サンボーンとなり、スダ・ドアカとは別の世界に旅立ったスペリオルドラゴンに代わって、スダ・ドアカの新たな神になるのだった。
新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説
鎧闘神戦記から数年後、機甲神伝説に出てきたジークジオンが呼んできた紅き月(正体は、ギャラルホルン帝国を操っていた月の悪と呼ばれるジークドミヌスが太古の昔の月の大戦時に作り上げた月に偽装したスダ・ドアカ侵攻用ユニット)の光の力によって力を奪われる。
それでもヒイロがリリーナとスダ・ドアカを守りたい思いが伝わり神聖騎士ウイングガンダムへとなり、太古の昔の月の大戦時に滅んでジークドミヌスによって復活したギャラルホルン帝国に戦いを挑む騎士ガンダムバルバトス=戦士ミカヅキにサンボーンのパーツを託し超鎧闘神へ進化。
ジークドミヌスの新たな体である奇甲神デルガイヤーを圧倒するが、紅き月に力を奪われた影響もあるのかデルガイヤーの強化した姿超奇甲神クレストガンジェネシスに苦戦。
最後は太陽騎士ゴッドガンダムから託された黄金魂の宿ったゴッドソードを装備した月光騎士ネオガンダムが乗る機甲神エルガイヤーと共に、クレストガンジェネシスを撃破する(この時デルガイヤーは、クレストガンジェネシスから脱出していた)
ゴッドソードの力に耐えきれず大破したエルガイヤーを復活さるためミカヅキと月光騎士ネオガンダムと月の民の末柄でありラクロア貴族のクーデリアが五つの機甲神を探す旅に出た後、ヒイロは、太陽騎士ゴッドガンダムと魔竜騎士ゼロガンダムと共に謎の竜に導かれていた(この出来事は、2017年から2019年に出ていたSDX太陽騎士ゴットガンダムとSDX龍機ドラグーンとSDXダークスペリオルドラゴン(悪のスペリオルドラゴン)の説明書の付属コミックに書かれている。)事が明らかになっている。
謎の竜の出来事の後ラクロアに戻りジークドミヌスに操られていた仮面の騎士のマスクを破壊しギャラルホルン帝国の皇子マクギリスを正気に戻すのであった。
超機甲神ガンジェネシスRが司令官ラスタル(正体は、ジークドミヌスの傀儡で月の裏側に生息するメタルモンスター親バグから放たれた種子である子バグが人間に擬態した姿だった。)の変化した姿であるメタルモンスターバグラスタルギガを打ち倒したが、戦いの中ラクロアに急接近してきた紅き月に奇甲神オービターミリオンが合体して紅き月にラクロア城とミカヅキ達がヴィーンゴールヴ界に取り込まれてしまう。
ミカヅキ達がジークドミヌスと戦っている間にヴィーンゴールヴ界の結界を破るため、ヒイロは超鎧闘神へとなり、ガンジェネシスRと守護機神と共に結界を破壊した。
ミカヅキが怨骸騎士ジークドミヌスを打ち倒した後サンボーンのパーツを神としての力が戻ったヒイロに返却。かくしてヒイロは、リリーナに別れを告げサンボーンへと戻っていった。
関連項目
俺がガンダムだ:間違いなく彼に該当する名言。