概要
鎧闘神戦記に登場するキャラクター。
オズワルド軍に所属する電光騎士ゼクスが変身した姿であり、言うなれば守護天使ヒイロが変身した騎士ウイングガンダムとは対を為す存在。
オズワルド軍総帥である考古学者トレーズ閣下に仕えているが、(原作通り)対等に話せる。
当初はオズワルド軍三強と称される雷迅機トールギスに搭乗し、レディ・アン&レディ・ドゥ姉妹の乗る三強が残りであるヴァイエイト・メリクリウスと共にラクロア王国を襲う。三強が合体した重将ギガトールギスがやられると脱出し、機兵の谷に眠るバロックガンより新たな力を与えられた。
かくしてゼクスはガンダムエピオンに変身する力を有する事となり、ウイング同様に巨大変身(ソウルアップ)することにより鎧闘神エピオン(メイン画像左奥)となった。
その正体
…まあ、『新機動戦記ガンダムW』を見ている人にはバレバレであったが、その正体は守護天使ミリアルである。
しかも本作の設定ではヒイロの実兄であり天使リリーナ姫との血縁は一切無い。
ミリアルは『鎧闘神戦記』冒頭で天使の郷ピースミリオンがオズワルド軍に襲撃された際に、ヒイロとリリーナを逃すべく犠牲となったのだが、一命をとりとめており、バロックガンに洗脳されていたのだ。まあ、騎士ガンダムシリーズではよくあることである。
ヒイロとリリーナの決死の覚悟によりミリアルは正気を取り戻し、以降はヒイロ達の味方としてバロックガンと戦い、思わぬ結果を導いた。
原作カードダスにおいては正気を取り戻した後の新形態としてトールギスⅢがモチーフの神風騎士ウインドが登場した。
「バロックガンがいる限り、大人しく眠っているわけにはいかんのでな!」