CV:子安武人
概要
ラクロアに仕える力自慢の戦士。第一章「ラクロアの勇者編」で魔王サタンガンダム打倒のために、騎士ガンダムらと旅に出た。
しかし第二章「伝説の巨人編」ではサタンガンダム(ブラックドラゴン)の魂に取り憑かれ、彼の意のままに操られてしまうようになる。第四章「光の騎士編」においてようやく開放されることとなった。
後の聖機兵物語にもアムロ率いるラクロア騎士団の一員として登場している。
ブラックドラゴン憑依時、兜の形状などはやや変わる。
ほしの竜一版では憑依後には胴体を真っ二つにされても即復活するなど生命力が化け物レベルになっており、さすがに騎士ガンダムにも疑われた。「光の騎士編」でネオブラックドラゴン誕生により用済みとなりムーア界に打ち捨てられ、バーサル騎士ガンダムにより助け起こされると「よくも今まで散々俺の身体で悪事を働いてくれたな」とネオブラックドラゴンに怒りをぶつけるが、「雑魚に用は無い」と一蹴されスダ・ドアカワールドに突き落とされた。
アニメ版では姿が変わっているのにもかかわらず特に憑依されているという描写がなかった(しかも第四章では元通りに)。しかも第一章の時点ではキャストを誤記されるなど、扱いはあまり良くない。
なお、アニメ版演者の子安武人は後に『聖機兵物語』の騎士ガンダムGP01で主役となり、本編ガンダムシリーズでも『新機動戦記ガンダムW』のゼクス・マーキス、『∀ガンダム』のギム・ギンガナム、『機動戦士ガンダムSEED』のムウ・ラ・フラガなど準主役級のキャラを数多く演じることとなる。
聖機兵物語から数十年後の新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説では、金剛戦士ガンキャノンとなっておりラクロア王国のベテランの戦士長となっている。
ギャラルホルン帝国を操っていたジークミヌスとの最終決戦時にかつてブラックドラゴンに操られていた影響もあるのかラクロア城を取り込んだ紅き月が発生させたヴィーンゴールヴ界に潜むジークドミヌスの気配を鋭く感じていた。
ジークジオン編の前の時代が舞台の新約SDガンダム外伝 騎士王物語では、ブリティス王国の戦士ガンキャノン三兄弟の内の一人が円卓の騎士に選ばれ内一人がラクロアに旅立ち戦士ガンキャノンを誕生させていた事が明らかになった。
後の一人は、ダバード王国へと旅立っていった。
なお最初のカードダスでは「戦士」のルビは「ファイター」だったが、その後は「ファイター」だったり「せんし」だったりまちまち。
ゲームでは
FC専用RPG『ナイトガンダム物語』では火力担当だが、防御力が頼りない。こちらでは第二章では途中まで仲間から外せなくなる。そして中盤で憑依しているブラックドラゴンが行動を開始して対決する事になり、倒したところで解放されてラクロアでのメンバーチェンジが可能になる。これは伝説の巨人で話が終わるので憑依されっぱなしでは都合が悪かったためであろう。
城の警護の為ガンダム一人で旅立ったほしの版と違いアムロとの一騎打ちをやりたいが為かガンタンク共々よく分からない理由でパーティを離れた上カードダスをしないと通せんぼする村人の奥で昼寝をこいているという体たらく。
SFC専用RPG『大いなる遺産』でもやはり序盤の火力担当だが、HPに反して防御力では頼りない。第二章ではちゃんと顔のアイコンも描き変えられており、第四章開始時にラクロア城の近くで蹲っているガンキャノンに話しかけると再加入する。
ラクロアンヒーローズでは4人パーティ固定で騎士セイラや同じ戦士タイプのスレッガーも仲間にならない為終始壁と火力担当として重要(そもそもゲストのアルガス騎士団を含めNPCなどの流用であり妖精ジムスナイパーカスタムや武闘家ネモは影も形もない)
苦労してどうたぬきを2本目入手してナイトガンダムと二人がかりで切り込み役にすれば中々の活躍を誇る。