オーノホ ティムサコ タラーキー!!!
ラクロアの仇はきっととる!
概要
騎士ガンダムが炎の剣・力の盾・霞の鎧からなる三種の神器を装備した状態。
カードダス第1弾『ラクロアの勇者』ではこの状態の騎士ガンダムは描かれておらず、第2弾『伝説の巨人』で炎の剣を失い、力の盾と霞の鎧を装備した騎士ガンダムが描かれ、カードダス初セリフである「ラクロアの仇はきっととる!」を披露している。
当時のカードダスの情報を纏めると、騎士ガンダムのHPが500、炎の剣が+200、霞の鎧が+150、力の盾が+150で合計HPは1000となる。
石板とスライムアッザムが持っている石板の欠片を組み合わせると「選ばれし者の許に三つの星が集う時 大いなる力が十の分身を生むだろう」と読むことができる。
騎士ガンダムのカードダスに「選ばれし者、騎士ガンダム」と表記されているため、三種の神器を装備した騎士ガンダムのHPは10倍の10000になるという意味である。
対するブラックドラゴンのHPは「データ不明」となっているが、戦士ザク曰く「赤い翼のあのお方は、9999の力を持っておられる。」とのことで、HPは9999と推察できる。
わずかにHP1上回ることで勝利を手にした騎士ガンダムだが、その戦いで炎の剣を失ったため『伝説の巨人』でのHPは800になっている。
OVAでは石板に三種の神器を召喚する呪文「オーノホ ティムサコ タラーキー」が刻まれており、これは「力と霞と炎」のローマ字表記の逆読みである。
他の設定など
『新約SDガンダム外伝』によれば『三神器』はもともと黄金神スペリオルドラゴンの操手(下界での依代)を決める「選定の儀」に際し、古の『勇者ガンダム』が装備していた物とされている。
儀式に合格し、スペリオルドラゴン00が完成した際に分離し各地に保管されていた物が初代の操手から巡り巡って二代目の操手に継承された形となる。
また、勇者ガンダムは『力の盾』の内側に『炎の剣』を収納して電磁スピアを手にした姿も披露している。
炎の剣はブラックドラゴンを倒した後に行方不明となったため(正確にはそのままブラックドラゴンに刺さったまま持ち逃げされた)伝説の巨人編では代わりに電磁スピアを装備している。
その後のファントムサザビーとの戦闘で、力の盾と霞の鎧までもが損傷してしまい、ラクロア王国の技術でどうにか修復してバーサル騎士ガンダムの鎧となった。
バーサル騎士ガンダムとネオブラックドラゴンのユナイトによりスペリオルドラゴンが復活した際に、バーサル騎士の鎧と炎の剣は再度分離され、三種の神器として修復。
数十年後の鎧闘神戦記の際に、守護天使ヒイロがガンダム族に変身した騎士ウイングガンダムに継承された。
超鎧闘神ウイングとバロックガンがユナイトしてサンボーンが誕生した後も三神器を持っており鎧闘神戦記から数年後の新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説で機甲神伝説に出てきたジークジオンが呼んできた紅き月(正体は、ギャラルホルン帝国を操っていた月の悪と呼ばれるジークドミヌスが太古の昔の月の大戦時に作り上げた月に偽装したスダ・ドアカ侵攻用ユニット)の光の力によって力を奪われたがそれでもヒイロがリリーナとスダ・ドアカを守りたい思いが伝わり神聖騎士ウイングガンダムへとなりジークドミヌスに操られていた復活したギャラルホルン帝国との戦いで神聖騎士ウイングが三神器の呪文のオーノホ ティムサコ タラーキーを読み星の紋章より神の力を注ぎ込まれた炎の剣は、神聖騎士ウイングの望みのままに炎のバスタースピアへと姿を変え、ジークドミヌスに操られていたギャラルホルン帝国の皇子マクギリスの仮面を破壊して洗脳から正気に戻させた。
ジークドミヌスとの戦いが終わった後力を取り戻した神聖騎士ウイングは、三神器を所有してサンボーンへと戻っていった。
また、ガンダムビルドファイターズでは、最終回でヤジマ・キャロラインがこのフルアーマー騎士ガンダムのガンプラを駆って仲間達と共にモックの大軍と戦っている。
アニメの武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃(時系列が不明なのでほぼパラレル番外編扱いだが)やファミコンのナイトガンダム物語と続編光の騎士、スーパーロボット大戦BXではブラックドラゴンとの戦いで炎の剣を失わず戦い続けているが結局一度に全ての神器が強奪や大破の憂き目に会う事に…
ほしの版では当時はまだ神器がスペリオルドラゴンの一部という設定が無かった為ムーア界までは神器を召喚できず置いてけぼりとなる。
ネモとタンク、フラウ姫、アルガス騎士団以外の仲間が登場しないほしの版の番外編では全く神器が登場せずノーマル状態で強敵たちと戦い抜いている。
関連タグ
フルアーマーガンダムMk-Ⅲ:モチーフ