概要
巨大な騎兵槍で、非戦闘時にはスピアキャップが装備される。
伝説の勇者のみが手にすることができる。
魔王討伐以降も、(喪失した炎の剣に代わって)メインウェポンとして活躍する。
名称は電磁『スピア』だが、形態はランス。BB戦士版はオリジナルギミックとして穂先を発射可能。
その名の通り雷の力を秘めており、放電攻撃に加えて出力を絞れば照明代わりにもなる。
後に片手槍「電磁ランス」へと打ち直されており、ラクロア最高位の騎士の称号を得た勇者はこれと宝剣バーサルソードによる二刀流戦法を用いる。またトライデントモードへの変形機能も追加されている。
各媒体
立体物
BB戦士版にはスプリングアクションで穂先を射出するギミックが仕込まれているが、レジェンドBB版ではオミットされた（『ガンダムビルドファイターズ』では改造によって再搭載されている）。
付属のコミックワールドでは騎士グフに、予備動作無しで射出。 「もう一発、いかがですか？」
漫画版
横井画伯による『元祖！ＳＤガンダム』ではラクロア王家に伝わる古き予言の武器として岩に突き刺さっており、騎士ガンダムがこれを引き抜いたことが勇者の証となった。
ほしの竜一『SDガンダム外伝騎士ガンダム物語』では騎士ガンダムの意志で自在に伸長し、ガンダムスパークと称する電撃攻撃が可能。
本編開始時にはラクロア王国の『国境のバンダイ岩』に突き刺さっており、この岩の中に騎士ガンダムが眠っていた
番外エピソード『騎士前史（アルガスの魔童子と鬼魔一族事件の巻に収録』でもこれを入手。こちらではかつて外宇宙から飛来した光の船の乗員が、ノーム族に託したものとされている。
OVA版
第一章【ラクロアの勇者】では、始めから装備していて湖で魔物に襲われていたフラウ姫を助けた。
第二章【伝説の巨人】では、炎の剣に代わってメインウェポンとして活躍、サイコゴーレムとの戦いで破壊されてしまった。
ゲーム版
FC版『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語』では騎士アムロ・騎士セイラも装備可能。
原作と違いゲームバランスの為か中盤の武器となった為炎の剣と同じく火山で入手、神器覚醒のイベントまでは電磁スピアの方が高性能。
後に『名誉の剣』という更に高性能な武器が店頭で購入できるようになる。
GB版『SDガンダム外伝 ラクロアンヒーローズ』では黄金の洞窟で入手。
騎士アムロも装備可能で、攻撃に麻痺の追加効果がある。
本作では電磁スピアより強力な武器が多数入手できるため、やや印象が薄い。
SFC版『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 大いなる遺産』では騎士ガンダムと騎士アレックス専用だが、なんと店頭での販売。
しかもこれに先がけて、より強力なバーサルソードが入手できるのでありがたみに欠ける。
道具として使用すると攻撃魔法が発動するが、グループ攻撃といえどこの威力では…
実は伝説の巨人編のボスであるマッドゴーレム（本作では容量の都合かムーア界で量産型は登場しない）が落とす事があるのでそこで早期入手できれば役に立つがこれを狙うなら光の騎士編に先駆けて遭遇するモールアッグの落とすモンスタキラー（FC版1作目にも登場した武器）を狙う方が旨味がある。
コンパチヒーローのゲームザ・グレイトバトル一作目ではナイトガンダムのメインウェポンして必殺技のみの出番の剣より多用されるが魔界村のアーサーよろしくスピア投げがメイン攻撃である。
