CV:斎藤千和
人物像
大手商社である「ヤジマ商事」の社長令嬢。
良家のお嬢様という事もあり、傍らには執事のセバスチャン(CV:河田吉正)を従える。
金髪縦ロールとたくあんのような眉毛が特徴。チナと同じく中学1年生。
馬を主な移動手段としており、夏場であっても乗馬服を着用し、腰には鞭を携えている。
高飛車でプライドが高い性格の持ち主で、絵画コンクールで常に自分より優秀な成績を修めるコウサカ・チナを一方的にライバル視しているが、そのチナは彼女の事を「キャロちゃん」と呼び普通に友人として接している。
度々チナに突っかかっては空回りしてペースを狂わされているが、むしろ本人の自爆により勝手に取り乱すことが多い。
また独占欲が強く、ヤジマ商事がガンプラバトル世界大会でスポンサーを務めることになったニルス・ニールセンをいつの間にか自分の彼氏にしてしまっており、決勝戦の一週間前には勝手に関係を進展させ婚約者にまでしてしまい、果ては七年後結婚まで結実している。
なお、彼女に付き従っている執事のセバスチャンは、キャロラインの命令とあらばガンプラの入れ知恵や標的の尾行まで幅広く実行する。
更にニルスとキャロラインが捕まった際には単身救助に向かっており、ロックされていた鋼鉄製のドアを蹴り飛ばすなど高い身体能力を有する優秀なボディーガードでもある。
活躍
地域の絵画コンクールで持てる技術を費やして金賞を獲得するが、同じコンクールでチナが最高評価の特選に選ばれた事からチナにリベンジすべく彼女の身辺を調査し、彼女がイオリ・セイの影響でガンプラを始めた事を突き止め、女性限定のガンプラバトル大会に出場するよう迫った。
大会で共に勝ち上がって準決勝で対戦。当初こそ有利にバトルを進めるが、ベアッガイⅢの意外な攻撃によって身動きが取れなくなってしまったところを場外に投げ出されて負けてしまった。
その後は世界大会決勝トーナメントに出場したニルスを応援するため、応援団を引き連れて静岡の会場へと押しかける。
敗北こそしたものの、ガンプラバトルを通じてガンプラの楽しさを知ったニルスに労いの言葉をかけ、今後もヤジマ商事がスポンサーとして支援していくと宣言した。
その後もニルスの活動に協力し、会場地下にあった巨大なアリスタを発見した直後ベイカーによって拘束されてしまうが、セバスチャンに救出される。
そしてマシタ会長が巨大アリスタが暴走させた際には自らもガンプラで参戦。実体化したア・バオア・クー内部へ突入したセイ達を支援すべく、ニルス達と共に要塞の外でモックの大軍を相手取って奮闘した。
最終決戦にて巨大アリスタ結晶が消失したためプラフスキー粒子は失われてしまったが、それから一年の間に、ニルスと共に粒子の独自生成に成功。その後のガンプラバトル復活に大きく貢献することになった(この一件でヤジマ商事の株価は急激に高騰。活動を休止したPPSE社から関連施設を譲り受け、この技術を他の分野にも広めていくと発表した)。
七年後の『トライ』では登場はしないものの、ヤジマ商事の専務として世界中を飛び回っていると入り婿になったニルスがラルさんに語っている。
使用ガンプラはレジェンドBB戦士騎士ガンダム。
ガンプラの製作及びバトルの経験はないが、ニルスに(強引に)教わった末に組み上げ、キットでは紙製の物となっているマントも布製の物に置き換えられている。
最終決戦では、三種の神器(炎の剣、霞の鎧、力の盾)を装備したフルアーマー騎士ガンダムを使用している。
関連項目
ルイス・ハレヴィ:中の人が演じたガンダムシリーズのキャラクター。