概要
プラフスキー粒子やガンプラバトル関連の技術を発明・独占している世界的大企業。
正式名称は「Plavsky Particle System Engineer(プラフスキー・パーティクル・システム・エンジニア)社」。
GPベースならびにガンプラバトルシステムを開発しているのもこのPPSE社であり、ガンプラバトル開始時にGPベースにPPSEのロゴが表示される。
マシタ会長がCEOを務める巨大企業であり、ガンプラバトル選手権の主催企業でもある。
プラフスキー粒子やガンプラバトルに関する技術を発明・独占し、ガンプラに関する数多くの特許も保有。自社の広告塔として立てた無敗のファイターにして最高のビルダー、二代目メイジン・カワグチを筆頭とした独自に育成したガンプラファイターやそのサポートチームなどの専属のワークスチームも所有しており、世界大会において特別出場枠を設けている。また、 二代目メイジン・カワグチによって主宰されたガンプラビルダー及びガンプラファイター育成塾のガンプラ塾も存在、多くのビルダーやファイターを輩出している。
ガンプラバトルの根幹を成すプラフスキー粒子は反粒子の結合によって生成されるが、粒子の製造技術は完全社外秘となっており、粒子の発生装置を搭載したバトルシステムの製造工場も不可侵の領域となっている。
そのあまりの徹底した隠蔽工作と独占にニルス・ニールセンのように不審に思う者も少なからずいた。
尚、プラフスキー粒子製造やバトルシステムの製造工場は実際は本社ではなく、ガンプラバトル世界大会の会場の地下に存在しており、保管されている巨大アリスタから粒子を取り出していた。
このような多大な功績を遺した一方で、マシタ会長の実弟・マシタ・ミキオを首魁としたガンプラマフィアの一大組織との癒着や、二代目メイジン指導下のガンプラ塾での苛烈な環境下で多くの才能を潰していく負の側面も存在。
第7回世界大会の際にプラフスキー粒子生成の要であった巨大アリスタが暴走し、セイたちガンプラファイターの活躍によってアリスタが消失した上に、社の中心人物だったマシタ会長やベイカーもアリアン世界へと逃亡、経営が立ち行かなくなった結果、大会終了後にPPSE社は活動休止に追い込まれてしまった。
その後、一連の権利や技術、施設はヤジマ商事に差し押さえられ、その後ニルスがプラフスキー粒子の合成に成功した事で、PPSE社の保有するガンプラバトル関連施設や製造工場は正式にヤジマ商事に売却された。
スタッフの殆どがヤジマに移籍した一方で、『ガンダムビルドファイターズトライ』にて登場する私立ガンプラ学園のスタッフ(特にガンプラ塾の関係者)となった面々も少なからずいる。
PPSE社時代
基本的にプラフスキー粒子生成など独自の技術の独占を背景にしたマシタ会長とベイカーによって私物化された企業であることや、マシタの利益追求重視の影響からか基本的にガンプラビルダーやファイターにとってはアバウトで自由度の高い世界だった反面、PPSE社とガンプラマフィアの癒着等からガンプラバトルに関する悪事に対しては放任状態であり、殆どボランティアの公式審判員が担う程度だった。
『GMの逆襲』で明るみに出たマフィアとの癒着等の対応からか、各ルールの厳格化が行われた一方で窮屈な物へと変わっていった理由となる等、PPSE社が遺した闇は深い。