概要
PPSE社が開発したガンプラバトル用の対コンピュータ戦用無人機。
第7回ガンプラバトル選手権世界大会で大々的に発表して販売する予定だった新商品であり、デザインは完全新規となっている。
因みに元来、モックとは製品の外観の検討や機能の確認のためにつくられる木型(モックアップ)を意味する。
機体名もそこから名付けられたものと考えられる。
ザクⅡやスモーにも通じる丸いシルエットを有し、半球型の頭部にはむき出しのカメラアイが据えられ、見るものに無機質な印象を与える。
四肢にはズゴックEのような蛇腹状のディテールが確認出来るが、伸縮可能かは不明。
武装は既存のガンプラのそれを流用可能であり、ランドセルにはミサイルランチャーなど用途に応じたオプションを装備出来る。
頭部は様々なモビルスーツのそれを模したバリエーションが存在しており、そのデザインはザク系の頭部やガンダムタイプの頭部、サタンガンダムに代表されるSDガンダムを思わせる頭部など様々なものが確認されている。
しかし、その間に合わせ感の強いデザインはキララやリカルド・フェリーニをして「パチモノ」「ガンプラもどき」と揶揄された。
第7回ガンプラバトル選手権世界大会決勝戦後にマシタ会長が会場地下にある巨大アリスタを暴走させてしまい、大会会場に現れたア・バオア・クーより多数の暴走した機体が現れ、巨大アリスタを防衛した。
個々の性能は高くはないものの、その物量でアリスタの暴走を止めるべく奮闘するイオリ・セイ達を苦しめた。
その後はガンプラバトルの運営をPPSEから引き継いだヤジマ商事によって正式にバトルシステムに備えられた仮想敵として採用され、「ハイモック」の名とグリーンの機体色を与えられた上で普及する事になる。
機体のステータスは任意で調整が可能となっているが、バトルで投入されるのはプラモデルキットではなく、プラフスキー粒子によって実体化した立体映像となっている。
また、マシタ会長がアリアンへ帰還した際には、同行したベイカーと共にモックを路上販売している事から、地球とアリアン双方で普及しているガンプラであると言える。
デザインは大河原邦男。
キットはハイモック仕様での発売となる。