「戦いたいに決まってる、男なら――ファイターなら!」
CV:木村昴
人物像
ガンプラバトルの根幹を支える、プラフスキー粒子関連技術を独占している「PPSE(プラフスキーパーティクルシステムエンジニア)社」のエンジニア。所属はガンプラ・ワークス部門。19歳と言う若さながらも同部門の主任を任されている。
過去に二代目メイジン・カワグチの主催するガンプラ塾で指導を受けていた事もあってガンプラビルダーとしてもトップクラスの実力を有しており(大型キットであるネオ・ジオングのハル・ユニットを短期間で完成させる程)、ユウキ・タツヤとも旧知の仲。
タツヤが三代目メイジンとなる事を見越して自らとコンビを組む事を彼に提案するなど高い先見性を持つ。
また、同じくガンプラ塾の塾生であるコシナ・カイラとは彼女のコマンドアストレイガンダムを手掛けた事からよきコンビとなる。
ガンプラ塾卒業後は二代目メイジン自らの口利きでPPSE社に所属し、タツヤに二代目メイジンが倒れた事を伝えに現れ彼に三代目の襲名を願い出た。
そしてタツヤが三代目メイジン・カワグチとなった後は、(ガンプラ塾時代の思惑どおり)彼とコンビを組み、HGUCケンプファーを改造ケンプファーアメイジングやHGガンダムエクシアを改造したガンダムアメイジングエクシアといったワークスモデルの設計に携わり、ビルダーやオペレーターとして彼をサポートする。
自身の、ひいてはワークスチームの技術に絶対の自信を持っており、卓越した操縦技術も含めてメイジンとなったタツヤに大きな信頼を寄せており、またガンプラファイター達の挟持にも通じており、タツヤが私的に戦いたがったイオリ・セイとレイジにも興味を示しており、彼らの心情にも理解を示す。
一方で想定外の事態には脆く、自身の作り上げたガンプラが一方的にダメージを負う姿に対して動揺する場面も見受けられた。
また、過去にはタツヤのビルダー能力の高さに自分がコンビを組む事への不安から、ガンプラビルダーとしての葛藤を見せた事もあった。
世界大会におけるマシタ会長の暴挙に困惑し不信感を募る場面もあるが、勤め人であるため、あえてバトルに私情は持ち込まなかったものの、その暴挙が自分達のバトルを汚す形で向けられた際には、それに対して抗議し、身柄を取り押さえられながらも反撃に転じる活躍を見せた。
バンプラバトル選手権決勝戦後に起きた騒動においてもタツヤのエクシアを補修し、最後まで彼をサポートした。
決勝戦後の騒動でPPSE社が経営が立ち行かなくなり、一連の権利や技術、施設をヤジマ商事に差し押さえらた後は社から離れ、タツヤとともにガンプラ製作教室の講師を務めたが、その後ガンプラ塾を法人化したガンプラ学園にて講師となり、同校のバトルチームの監督に就任。甥のキジマ・ウィルフリッドら後進を育て、そして見守った。
余談
アメイジングエクシアリペアにマントを装備させたのはエクシアをリペアするならマントは必須という彼の信念による物である(海老川兼武氏談)。
……という設定が明かされて以降、某掲示板では「版権ギリギリの機体を制作してはタツヤに押し付けようとする」というキャラが定着してしまった。
だが、「BFアメイジング」におけるマッドモデラー振りを見るとあながち間違っていないのかもしれない。
関連項目
ガンダムビルドファイターズ ガンダムビルドファイターズA ガンダムビルドファイターズトライ
ユウキ・タツヤ メイジン・カワグチ マシタ会長 二代目メイジン・カワグチ