概要
ディアナ・ソレル親衛隊の専用機として製造・配備されたモビルスーツ。型式番号MRC-F20。
機体名のスモー(SUMO)は「Strike Unit for Maneuver Operation(機動戦闘ユニット)」の略称。型式番号の「MRC」は「ムーンレィス・コメモレイション」を意味し、「F20」は「20番目に登録されたファイター(主力戦闘モビルスーツ)」を示している。
∀ガンダムと同様にIフィールドビーム駆動を採用しており、高い運動性とレスポンスによる高機動戦闘を可能としている。
一般機は銀色のカラーリングを採用しているが、親衛隊隊長のハリー・オードは頭部ユニットを専用の物に換装し、金色の機体色を採用した専用機(ゴールドスモー)に搭乗する。
月面都市での戦闘に対応した接近戦型の機体であり、閉所での取り回しを意識したヒート・ファンやビーム・ガンを搭載する。また、同時期に開発されたモビルスーツに対してはIFR(I Field Restriction)効果を用いて、各種の火器、さらには機体そのもののコントロールを奪い、無力化する事を可能としている。
ムーン・レィスの開発したモビルスーツとしては最新鋭の機体にあたり、基本性能も他の一般機体とは一線を画している。
空中機動用ユニットとして腰部にブースターを搭載する事が可能となっており、これによって1G重力下で機体を飛翔させる事も可能。
ちなみに名前の由来はそのまんま相撲であり、武器のヒートファンも行司の軍配を元にしている。
立体物
1/144スケール、1/100スケールにてラインナップ。 1/144シリーズはゴールドとシルバーがラインナップされているが、1/100はゴールドタイプのみラインナップ
武装はハンドビームガン、IFバンカーユニット、ヒートファンが同梱する。
1/144のシルバータイプとゴールドタイプはフェイスパーツと成形色が異なる。
一般販売版はメタリック成形だが、HGCCターンエー発売に合わせてプレミアムバンダイでゴールドとシルバーのメッキコーティング版が出たことがある(当然最新フォーマットは出ていないため、当時の1/144仕様)。
1/100スケールのゴールドタイプは、通常⇔スカーフェイス状態の選択式の他にIFバンカーの発動状態のエフェクトパーツ、胸部・脚部の装甲パーツが一部展開可能、同梱されるヒートファンは携行状態⇔戦闘状態への切り替え可能で腰に装備させられる。装甲パーツがゴールドメッキ仕様になっている。
ガシャポンシリーズ「SDガンダムフルカラー」にゴールドとシルバーの双方がラインナップ。
ゴールドタイプは、スカーフェイスが起動している状態でヒートファンを装備。
シルバータイプは、ハンドビームガンを装備している。※双方、現在は入手困難
関連動画
小話
当初は、本機がガンダムのポジションになる予定であった。 デザインを担当したシド・ミード氏は、当時の全てのガンダム作品に登場するガンダムとMSを観てからデザインし本機を【ガンダム】として打ち出した。
が、『日本人には、先進的すぎるかな?』と監督が判断したためガンダムのポジションを獲得できなかったものの非常に魅力的なデザインで好評を博していたため「ディアナ・カウンター側のMS」として採用された経緯を持っている。
『超戦士ガンダム野郎』には新潟代表の佐渡大介が造り上げたSD戦士スモウガンダムが登場する。
関連イラスト
関連項目
百式 アカツキガンダム アルヴァアロン ユニコーンガンダム3号機フェネクス:他のガンダム作品の金色のMS