その代わり愛するという愛では、それは乏しいでしょう
解説
CV:稲田徹
ディアナ・ソレル女王親衛隊隊長で階級は中尉。
搭乗機は金色のスモー。
元はギンガナム艦隊にいた。また、離婚経験あり(元妻の名はアメリア)。
他の歴代仮面キャラと比べても、コンプレックスを持たず、常に紳士的で冷静、それでいて女性の扱いにも長ける完璧超人ぶりである。・・・黒と黄色のタテジマなどの服装のセンスを除けば。
ムーンレィスの科学者や知識人たちによる亡命にも一定の理解を示しつつ彼等の知識を月の財産と捉えられるなど仲間意識は高いのだが、優先順位をはっきりさせ過ぎて冷淡になる部分がある意味で短所である。
例として、ウィルゲム内で無重力下でのホームシックにかかったミリシャ兵たちに対し処刑を意図して「ガス抜き」と称し宇宙に放逐しようと目論んだことも。
親衛隊隊長と言うだけありディアナへの忠誠心は只ならぬものがあり、
ミラン執政官とミドガルドによって本物のディアナが月に連れ去られた時には
「ミドガルド!ミラン!もしディアナ様を一瞬たりとも痛め、泣かせるような事があったら!
我魂魄百万回生まれ変わっても怨み晴らすからなァァァァアア!!」
…と凄まじい怒気を見せつけた。
アニメでは頼れる人格者として活躍する彼だが、パラレル設定の小説版『月に繭 地には果実』においては、ディアナへの忠誠心が行き過ぎた結果ロランへの嫉妬心やグエン卿への憎悪を募らせ暴走、地球に向けてカイラスギリーを発射してしまい、ターンエーガンダムのビームライフルで撃ち抜かれ死亡する狂気的なキャラクターとして描かれている。
パイロットとしての腕前
モビルスーツの操縦技術は劇中キャラの中でも群を抜いており、特に主人公たちと共に宇宙に出てからは八面六臂の活躍を見せた。
第43話ではスエッソン・ステロ率いるマヒロー部隊全員を相手どった1対7の状況にもかかわらず無傷の勝利を収めたほど。
この戦闘、あまりにもハリーが頭抜けて強いためあっさり勝利しているが、条件的には
・重要施設の眼前なので敵機爆散も流れ弾もアウト(敵は気にせず撃ってくる)
・敵はギンガナム麾下でもわりと精鋭の部類でそれが7機
というどんなハードモードだよという条件でありながら
・爆散させないどころか敵パイロットも生かした上で
・敵の武装や制御系のみを破壊して無力化し
・その上自分は無傷で勝利
というもはや意味不明の領域の神業である。
華麗なる私服たち
・黄色と黒のストライプのスーツ(礼服)
・黄、黒市松模様のセーターにピンクのシャツ、そして真っ赤なボトム
・青紫地に黄色の★がいっぱいついたファンシーなパジャマ
序盤のパーティで黄色と黒の縞模様のスーツを披露したため、スタッフからは阪神王子とも呼ばれていた。
また、キエルと入れ替わったディアナを連れ戻すために敵地に忍び込んだときも、上記のような格好をしていたため、非常に目立っていた(というか浮いていた)。
変装したり、潜入の際に目立つ格好をするのはガンダムシリーズのお約束なのだろうか。
ちなみに、彼のシンボルでもある赤いサングラスは、フレームが頭の後ろに回る形で固定されている(普段は髪に埋もれていて見えない)。サングラスはディアナの親衛隊の証の様な扱いを受けており、入手は困難らしい。
「他の女性を脇目に見ても気付かれる事はない」とは彼なりのジョークなのだろうか。
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