「イオリ・リン子大佐、補給物資調達のため08スーパーへ向かいます!」
CV:三石琴乃
人物像
イオリ・セイの母親。タケシと同じく年齢は33歳。
ガンプラの更なる普及を目指して世界中を飛び回る夫イオリ・タケシに代わり、イオリ模型店の実質的な店長として店を切り盛りしている。タケシとはなかなか会えないものの、深い絆で結ばれており、夫を「ダーリン」「タケちゃん」と呼ぶほど仲が良い。ガンプラ界隈で名高い旦那の活躍を素直に尊敬し、誇りに思う姿は、ただの夫婦にとどまらない関係を感じさせる。
模型作品は出来栄えよりも雰囲気で見るタイプであり、セイの作ったビルドストライクガンダムをタケシの作るガンプラに似ていると評している。
通信販売への対応など、店での事務仕事等はきちんとこなすものの、肝心のプラモデルに関する知識に疎く、特にガンプラについてはセイに頼りきっている。
得意料理は野菜炒めで、その味はセイやレイジからも称賛されている。
美人で若々しい上に、身長も高くメリハリの利いたダイナマイトバディ。朗らかな人柄も相俟って、常連のラルさんをはじめ、彼女を慕うファンも多い。
自分で店を持つほどの趣味人と結婚しただけあって、ノリがよく鷹揚。時には作業室に引きこもる息子を心配しながらも見守る一方、世界大会で寝過ごすセイとレイジを叩き起こすなど、メリハリの利いた良妻賢母ぶりが光る。その姿は、文字通り一度火が点いたら止まらない夫や息子を支える、イオリ一家の陰の功労者といったところ。
ガンプラに心血を注ぐ息子を何かと気に掛けてくれるコウサカ・チナがお気に入りのようで、バトルの地区予選が終わる頃には「チナちゃん」「リン子さん」と呼び合う間柄になる。年長者ゆえにセイとチナの仲に、目を輝かせて茶々を入れるなどお茶目な一面も持ち合わせている。
居候のレイジが勝手に居候を増やしたことには戸惑いを見せたものの、苦労の連続だったアイラの生い立ちを聞いてチナと一緒に涙を流し、アイラが身の振り方を決めるまで家に住まわせることを快諾するなど懐の広さも見せる。
また、アイラとは顔を合わせて間もないにもかかわらず、レイジに想いを寄せていることを看破して慌てさせるあたり、その人生経験の豊富さが窺える(アイラを赤面させたのは彼女が初めて)。
若者の恋路を見守るのは大好きだが、あくまでも清く正しくが前提。
関連イラスト
余談
息子・セイが作ったガンプラはストライクガンダムをベースとしたビルドストライクガンダム。中の人的にストライクガンダムには何かと縁(因縁?)があるようで、三石琴乃氏が第5話の次回予告でナレーションを担当した際、視聴者の期待に応えるかのように当時を思わせるナレーションをした。また、二人を応援しに行く準備をしている時にガンダムSEEDのOPである「INVOKE」を口ずさんでいた他、京都の強豪ヤサカ・マオの師匠である珍庵師匠のお気に入りのキャラクターがマリュー・ラミアスという事もあり、劇中でちょっとだけ登場するマリューにも声を充てている他、ネメシス会長の孫などエンディングテロップに乗らない役なども演じている。2018年には『ミセス・ローエングリン子』として実際にガンプラとなって販売された。
因みに三石女史がかつて演じた『SEED』のマリューや『X』のトニヤ・マームもスタイルに恵まれており、ガンダム的な縁を感じざるを得ない。また、前者はマリューの他にもイザーク・ジュールの母親エザリア・ジュールの声も担当している。
スーパーロボット大戦などでは恒例化している、三石琴乃キャラとノーベルガンダムとの絡みは今のところ見られない。ノーベルガンダムとアレンビー(を元にしたと思われるキャラ)は既に本編登場済で、息子の将来の嫁の大会での初陣の相手となっているが、残念ながらリン子と絡まず。
作品内では唯一カタカナ名の中に漢字が入っており、その理由に関しては不明。
なお、巨乳の人妻という、特定層にとってドンピシャな属性持ちである事から、pixivに投稿されたイラストの約6割がR-18である。また、本作における男女含めた全登場人物の中でトップクラスに投稿数が多い。
名前の由来は富野由悠季監督のペンネームである井荻麟からだと思われる。
関連項目
ガンダムビルドファイターズ イオリ・セイ アリーア・フォン・レイジ・アスナ イオリ・タケシ ルーカス・カンカーンシュルヤ
エザリア・ジュール、野比玉子、潮田広海、にこママ、ユキエグレースフォルテ、草薙織絵、お色気(クレしん)、有明の方…中の人が同じママ達