CV:三石琴乃
人物
公式での表記はユキエ グレース フォルテ。
モナコ公国王妃。ヴィーナスアークのオーナーで現パーフェクトアイドルでもあるエルザ フォルテの母親であり先代パーフェクトアイドル。じいやからは「フォルテ様」と呼ばれている。
トップアイドルがトップデザイナーとブランドのミューズを兼ねるという慣例の元となった伝説のアイドルにして、ヴィーナスアークのオーナーで現パーフェクトアイドルでもあるエルザが最も尊敬する人物。
現在でも世界中を飛び回っており、慈善事業や著名人との懇談会など分刻みのスケジュールばかりである。性格は庶民派の虹野ゆめにも対等に接し、桜庭ローラやエルザの件でユキエに問い詰めようとした早乙女あこすら微笑みだけで骨抜きにした。
しかし、その多忙さから幼少期のエルザと接することがほとんどできなかったことが、結果的にエルザの人格形成に暗い影を落とすことになった。
エルザは幼い頃からユキエのステージに憧れており、アイドルになったのも現役時代のユキエが着用していた太陽のドレスを手に入れるためである。
ユキエはエルザに対等な仲間と切磋琢磨していくことを望んでいるようだが、エルザはパーフェクトなアイドルにならなければ母親から見捨てられると思い込んでいた。
当初は別の用事を優先させてアイカツランキングの決勝を見ないつもりだったが、滞在先に押しかけてきた騎咲レイ・花園きらら・双葉アリア(とキャロライン)に半ば脅迫される形で会場へ向かうことになる。
そこでエルザがゆめに敗れる光景を見たユキエは…。
余談
三石琴乃氏のキャスティングは、エルザ役の声優である日笠陽子氏の希望によるもの。三石氏に憧れて声優を志した日笠氏は、ここで念願だった三石氏との初共演を果たした。
名前の由来は実在のモナコ公妃であった女優のグレース・ケリーと思われる。アイドル時代はミドルネームを省略した「Yukie Forte」という表記を使っていたことと娘がフォルテ姓を名乗っていることから、本名だとするとポルトガル語圏出身の日系人の可能性もある。
※ポルトガル語圏では、「名…ミドルネーム…姓」という命名が使われる。女性の名前は原則として母親の姓をミドルネームにするため「名…母親の姓…父親の姓」となる(例:ラリサ・タケダ・タゴ)。また、選択式夫婦別姓で結婚しても名前が変わらない。
スマートフォン向けアプリゲーム『アイカツ!フォトonステージ!!』のシナリオの1つである「星のツバサ④」第7話における双葉アリアの台詞から、「ユキエは、モナコのロイヤルファミリーの一員で、賞を総なめにするほどの映画の大女優」という設定が判明した。
実際にグレース・ケリーも女優時代にアカデミー主演女優賞とアカデミー助演女優賞を受賞している。