概要
『SDガンダム外伝』第3作「聖機兵物語」で登場した巨大な装甲馬車。デンドロとビウムという2頭立ての白馬(ユニコーンのような角飾りを有する)が引く、巨大な大砲付きの馬車である。
元ネタは『機動戦士ガンダム0083』に登場するオーキス。そのため御者はガンダムGP03がモデルの騎士ガンダムGP03で、馬の名前もガンダム試作3号機の愛称であるデンドロビウムに因む。
巨大な魔砲を2門備え、その一撃はネオジオン族の機兵を粉々にするほど。MPは15万にも及ぶ。漫画版ではラスボスのジークカロッゾに対して使用したが、まるでダメージは与えられなかった。
装甲戦車ニューオーキス
第4作「機甲神伝説」で運命の三騎士が目覚めた事で、その本来の姿を取り戻したオーキス。その操縦者の力を5倍にまで引き出すと言われている。
デンドロとビウムは解放され、自走する戦車(チャリオットではなくタンクの方)となった。三騎士は屋根の上にしがみついており、車長として精霊騎士ゼフィランサスが、操縦手と砲手として精霊騎士サイサリスと精霊騎士ステイメンが搭乗している。エネルギーは三騎士の霊力によるものの為、装填手は必要ない。随伴歩兵? もっと要らん。
漫画版では三騎士はガンジェノサイダーによりニューオーキスごと宇宙空間に放り出されているが、特に問題なく動けている。『スーパーロボット大戦BX』でもアルガス騎士団が宇宙に平気で飛び出しているので、彼らにとっては大した影響が無いのかもしれない。
普段はランスを展開しているが、突撃時には下の方に折り曲げている(玩具で再現可能)。
機甲戦車スーパーオーキス
ニューオーキスにエルガイヤーが飛び乗ったことで、月の魔力が満ちて変形したオーキスの最強形態。外見は『機動戦士ガンダム』のGファイターを思わせる、天空を舞う鳥の姿をしている。
TV版でガンダムがやったようにエルガイヤーを載せて空中戦を行うことが可能で、凄まじいスピードと突進力を有する。
ゲーム『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 聖機兵と機甲神』の機甲神伝説編では、正史ルートはガンジェネシスが登場するが、ifルートは代わりに真聖機兵ガンレックスαとスーパーオーキスが合体した形態が登場している。
第5作「ナイトガンダム物語(ナイトガンダムストーリー)」(ほしの版では「魔龍ゼロの騎士伝」)では超機甲神ガンジェネシス(エルガイヤーが他の機甲神と六神合体した姿)とスーパーオーキスがさらに合体して超機甲神G(グレート)ガンジェネシスになる。