- ランのこと。特に野生のラン、陸生ラン、ハクサンチドリ属のランといったものを指す。
- 「機動戦士ガンダム0083」に登場する兵器。
- 「神撃のバハムート」及び「グランブルーファンタジー」などに登場するキャラクター。→オーキス(神撃のバハムート)/オーキス(グラブル)
オーキス(ガンダムシリーズ)
兵器と武装コンテナとスラスターの塊である巨大なアームドベース。
ガンダム試作3号機ステイメンとドッキングすることで、デンドロビウムとなる。
「SDガンダム外伝」シリーズには『装甲馬車オーキス』『機甲戦車ニューオーキス』として登場している。
また、「三国伝」では孫権ガンダムの天玉鎧(強化パーツ)のモチーフとなっている。
亜種
本編放映後になるが、ガンダムの立体化商品のひとつ『ガンダムフィックスフィギュレーション』においてGP03が2007年4月発売・立体化された。
その際においてはアームドベース『オーキス』の簡易タイプという解釈のウェポンシステムと呼ばれる武装コンテナ拡張装備がなされている。
主な違いは
- オーキスの外枠を取り払い、フレームにウェポンラック及び拡張装備を配置した形で簡素化。
- クローアーム 及び 大型ビームサーベルの廃止
- ウェポンスロットから枠状のウェポンラックに変更、数も片舷三基、計六基に縮小
- 装甲は最小限のものとなり、内側二基のウェポンラックをカバーする装甲板がある程度
- このため外側のウェポンラックにはミサイルコンテナは通常装備されず、ハードポイントを介してビームライフルやバズーカ、シールドを懸架する
- 超大型拡張スラスターを六基から四基に削減
- Iフィールド・ジェネレーター及びメガ・ビーム砲の継続採用
――と、野心的なオーキスの設計理念を受け継ぎながらもスリム化を実現している。
(ただしそれでも格段にサイズは大きい上、画稿やフィギュアでは稼動に必要であろうプロペラントタンクなどは未装備、如何に無理な縮小であったかがうかがい知れる。)
フィギュア化されるに当たり、他の同ブランド商品とは一線を画すサイズであることには変わりなく、専用のスタンドを使わないとメガ・ビーム砲を支えることができないといわれるほど巨大である。
厳密にはノンスケールであるこのフィギュアは、1/144より微妙に大きくメガ・ビーム砲だけで60cmもある。
またこのフィギュアのコンテナウェポンはスティメン用の武器とマイクロミサイルポッドと後方迎撃ミサイルのみが装備されている。
フィギュアのみで存在していた形態だったが、漫画『0083 REBELLION』にてコウが最後に操縦する機体として登場。
これは、『REBELLION』に於けるデンドロビウムは火器管制を行うステイメンと、操縦を担うオーキスの二人乗りという新解釈に基づいており、オーキス操縦を担当していたケリィ・レズナーとはぐれてしまった為にこの装備でガトーの駆るノイエ・ジールと対峙した。(元々二人乗りデンドロビウムでは互いの操縦によるタイムラグの関係でガトーのノイエ・ジールには劣るとされており、分離による連携攻撃で戦う予定があった)
漫画に登場するに辺り新設定が施されており、背部にはミノフスキー粒子を媒体とした試作型イオンドライブ推進システムを搭載、非常にバランスの悪い見た目ながら一瞬でジム・カスタムの背後を取る等、火力を最低限維持したままデンドロビウムには無いサイズ感による高機動性を可能としている。
ただ上に書いてある通り、プロペラントタンク等の補助装備は一切装備しておらず、MSサイズに於けるIフィールド・ジェネレーターの運用はこの時代かなり厳しい物があり、背部イオンドライブとIフィールド・ジェネレーターの同時駆動は不可能であり、その隙を相手に悟られるとそのまま弱点になり得る。デンドロビウム以上にピーキーな装備と描写されている。
関連機体
- デルフィニウム
漫画『機動戦士ガンダムヴァルプルギス』で初登場した。
機体のデルフィニウムという名前は花のデルフィニウム(キンポウゲ科)の事。花言葉は「清明」、「高貴」。
宇宙世紀0083年のデラーズ紛争後に開発され地球連邦軍極秘機関"嵐"に配備されていた。
クラン所属のフィオリーナ・フィリーはこの機体を"ティターンズの台頭以前に封印したいわくつきの機体を元にした模造品"と呼んでいる。
"いわくつきの機体"というのはガンダム開発計画で作られたガンダム試作3号機「ステイメン」とアームド・ベース「オーキス」の合体形態である「デンドロビウム」の事である。
またコアMSの「ステイメン」は模造できなかったのか一年戦争時のフルアーマーガンダムタイプになっている。
詳細はデルフィニウムを参照。