概要
語源はドイツ語で「氷の道」で、現地ではスケートリンクという意味合いもある。
路面やスキー場のゲレンデに積もった雪の表面が、一度少し溶けて水になって広がった後に冷気で再び固まり、以前よりも硬く滑りやすくなった状態を指す。
自動車の運転対策においては主に以下の3種類に分けられる。
- 先に通過した自動車などによって雪が踏み固められる圧雪アイスバーン(圧雪路)。
- 降雪がほぼないような状況で路面が雨水によってできた薄い氷で覆われたブラックアイスバーン。
- 往来する自動車のタイヤによって鏡面のように磨き上げられたミラーバーン。
徒歩や自動車での走行、スキー滑走などで転倒やスリップ、横転などの危険性が高まるだけでなく、その場からの脱出が困難となる場合も多い。
また雪の多い大都市などでは、北海道の札幌市のように市街地の路面の下に温水の配管や電熱線を敷設して融雪している地域もある。