概要
『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』は、架空モータースポーツレースを描いたサンライズ製作のメディアミックス作品。
シリーズ監督はガンダムSEEDでも有名な福田己津央が勤める。
1991年3月から(順次)日本テレビ系列17局(うちテレビ信州はテレビ朝日メイン)とフジテレビ系列局の一つ・沖縄テレビで放送を開始した。
しかし視聴率や関連商品の売り上げが伸びず、メインスポンサーのタカラが降板、9ヶ月の放送、全37話で打ち切りとなった。
ところが、それゆえに終盤の展開の詰め込み具合がアニメファンから高く評価され、その後のメディアミックスへとつながっていった。
後日談を含めシリーズ化されているが、基本的に本項目は登場人物、サイバーマシン共にTVシリーズに準ずるものとし、OVAなどはそのタグを別項目製作、付与する事を推奨する。
登場人物
- 風見ハヤト(CV:金丸淳一)
- ナイト・シューマッハ(菅生修)(CV:速水奨)
- 新条直輝(CV:緑川光)
- ブリード加賀(加賀城太郎)(CV:関俊彦)
- カール・リヒター・フォン・ランドル(CV:松岡洋子)
- ジャッキー・グーデリアン(CV:島田敏)
- フランツ・ハイネル(CV:置鮎龍太郎)
- 大友譲二(CV:富田晃介)
- エデリー・ブーツホルツ(CV:龍田直樹)
- ピタリア・ロペ(CV:西村知道)
- 日吉明(CV:島田敏)
- 菅生あすか(CV:三石琴乃)
- 車田鉄一郎(CV:飯塚昭三)
- 城之内みき(CV:安達忍)
- 角良平(CV:松田辰也)
- 牧伸介(CV:竹村拓)
- 菅生幸二郎(CV:岸野一彦)
- ブイハチ(CV:金丸淳一)
- 葵今日子(CV:天野由梨)
- 片桐誠(CV:林延年)
- ジョージ・グレイスン(CV:清川元夢)
- スミス(CV:平野正人)
- 風見広之(CV:仁内建之)
- 風見純子(CV:さとうあい)
- チェッカー杉本(CV:塩屋浩三)
- レポーター(CV:原えりこ)
- 中沢純(CV:清川元夢
- グレイ・スタンベック(CV:渡部猛)
サイバーマシン
スゴウ
アオイ
ユニオンセイバー
ミッシングリンク
その他
主題歌
OP
『I'll Come』
作詞:麻生圭子、作曲:中崎英也、編曲:矢代恒彦・G・GRIP、歌:G・GRIP
ED
『Winners』
作詞:麻生圭子、作曲:中崎英也、編曲:矢代恒彦・G・GRIP、歌:G・GRIP
関連タグ
サイバーフォーミュラ サイバーマシン 車 自動車 レースカー SUGO ハヤあす
鎧伝サムライトルーパー - 似たような経緯をたどったテレビアニメ。同じく株式会社サンライズが制作を手がけており、タカラがスポンサーとなった。
クロスアンジュ天使と竜の輪舞 - 同監督・福田の2014年秋アニメ、OP映像の演出が本作OPのパロディとも見られる。さらに作中映像の中にブリード加賀の格好をしたサラマンディーネの姿が垣間見えた。ついにはクロスアンジュ16話ではサイバーマシンに乗ってレース対決をしていた。
プラレス3四郎-1983~84年にTBS初代日5の第1作目で、カナメプロダクション唯一のテレビアニメだった。
主人公が共に14歳、最先端技術のスポーツ、サイバーフォーミュラの初期展開だった最先端技術の軍事転用を狙う組織の妨害(プラレス3四郎は物語後半の展開)、いのまたむつみがキャラクターデザインを担当した共通点あり
ハイスピードエトワール-実質のフォロワー作品。設定に類似点がかなりあり、一部の熱心なファンからはこの作品のパクリだという声がある。類似要素の一つとされるAI搭載のコンピュータ制御の車両も現実においては大量のセンサと電子制御により、発進時の半クラッチ具合や回転数すらも事前に設定しておき機械制御任せというフォーミュラ車両もある事、一定時間加速が可能な「リボルバースト」もスーパーフォーミュラ等の実際のレースにおいてもオーバーテイクシステム(OTS)と言う条件付きで回転数の上限を上げることが出来る機能が導入されていると、現実の側がある意味CF寄りとなっている事から、現実で取り入れられている要素をアニメでも導入した結果類似してしまったという意見もある。ちなみにこちらでは数合わせに過ぎないとはいえCFでは禁止されている完全無人車両も多く参戦している。
また一部のこの作品を見た熱狂的ファンが福田監督のX上で嬉々として酷評する事態も起きている。