CV:関俊彦
概要
本名「加賀城太郎」。4月生まれ、家族は両親と姉。珠算一級の免許を持つ。実家は医者。額の傷は以前やっていたレースで負ったもの。耳に付けているのはピアス。お下げをいじるのが癖。シャンプーのボトル一本を一回の洗髪で使いきってしまう。
普段は気さくで人懐っこい性格だが、お金の事になるとやたらと五月蠅くなる。ドライバーとしての経験は、サイバー以外の草レースを含め、作中のドライバーの中でも屈指の豊富さを持っている。将来の夢は自分のチームを持つ事。
所属チーム
サイバーフォーミュラでは葵今日子が社長を務める「AOI ZIP」に何度か所属している。加賀は今日子の事を「女王様」と呼んで恐れているが、最終の「Sin」シリーズでは…。
また、その「走り」の腕前は文句無く高く、サイバー界では先輩の新条直輝を上回る活躍をし、新条の「ポジション」を何度か脅かし、その事が新条の去就にも大きく影響した。
ハヤトとの関係
主人公の風見ハヤトを弟の様に可愛がっていたが、その成長の早さからやがて、彼を「ライバル」として見る様になっていく。テレビシリーズ「第10回大会」決勝戦では、今日子の指示に背き、自ら身を引いてハヤト・新条・ランドルの戦いを見届けていた。
ハヤトに出会う前に、加賀とその親友は「ZEROの領域」と呼ばれる感覚を身に付け、レース中に起こる出来事を予測出来るようになり、他のレーサーとは別次元の「走り」に取り憑かれ、それにより二人は体を蝕まれていき、遂にはその親友は帰らぬ人となってしまった。
ハヤトが「ZEROの領域」に目覚め始めた事に気が付いた加賀は、それ以上踏み込まないように諭すが、結局、ハヤトは「ZEROの領域」に突き進み、加賀自身も過去のトラウマを断ち切る為に、再び「ZEROの領域」に踏み込み、ハヤトとの対決に臨んだ。
「SAGA」シリーズ時に所属していた「AOI ZIP」が、名雲京志郎の導入した「アルザード」による一連の不正行為に関わった事もあり、次の「Sin」シリーズで名雲から提供されたアスラーダの兄弟機とも言える「オリジナルアルザード・凰呀(おうが)」に乗り、当時最強の座に登り詰めていたハヤトへの挑戦ともとれる最終決戦に挑んでいる。