概要
CV:速水奨
ポル・ポタリアとは、『装甲騎兵ボトムズ』のキャラクター。
元々はクメン王国の親衛隊隊員だったが現在は傭兵部隊アッセンブルEX-10でボトムズ乗りをしている。
クメン王国親衛隊長であったカンジェルマン王子とは親しく、「俺」「お前」で呼び合う程の仲であると共に、カンジェルマンが主張するクメン改革にも賛同していた。だがそのカンジェルマンがかっての主張を否定するかのように近代化路線反対を打ち出し、反政府勢力を糾合して、それらをもって神聖クメン王国を宣言し、その国王となった裏切りを許せず、打倒することを目標として傭兵部隊に身を投じていた。
その憎しみは負傷した幼馴染のモニカ・マーカスが内乱がカンジェルマンにとっては茶番にすぎないと彼に告げ、その腕の中で死んだ時に頂点に達したが、その目的を達したときにカンジェルマンの真意を知ることとなった。
クメン内乱後は政治家に転身し、持論のクメン改革を掲げ、遂には大統領になり近代化を進めるも、その痛みを伴う改革への反発から近代化に否定的なカンナム将軍によるクーデターが発生し、大統領を追われる事となる。
その途中、ブールーズ・ゴウト主催のバートラー夫妻の銀婚旅行でのファンタム・クラブの復活パーティーに招待されていたことから往時を懐かしんで立ち寄るが、クメンにはいないキリコ・キュービーを狙うストライクドッグの襲撃を受け、彼を誘き出す餌の扱いを受けるなか、自分もカンジェルマンと同じ道を辿った事を実感しながら殺害された。