プロフィール
名前 | アザゼル・アンリ |
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性別 | 男性 |
一人称 | 私 |
呼び名 | お父様(アメリ)、アンリくん(サリバンやライム)、アンリ様(他多数) |
所属 | 13冠、魔関署警備長 |
家族 | アメリ(実子) |
家系魔術 | 幻想王(ロマンチスタ) |
CV | 遊佐浩二 |
概要
魔関署警備局(所謂、魔界の警察相当のもの)の警備長を務める13冠の一人。
アザゼル家現当主で、アメリの実父。
人物
冷静で厳格ある性格で、職務に忠実な男性悪魔。
一方で、娘のアメリに関してはかなりの親バカな面があり、娘関係で動揺すると眼鏡が割れることが多い。他にも娘の学園生活や異性関係を気にするあまりに悪魔学校(バビルス)に潜入してしまうほどの親バカである他、アメリ同様に思い込みが激しくアメリと入間のあらぬ関係も想像しては動揺して眼鏡を割ってしまっている。
同じ13冠のバールのタレコミで魔界三傑のサリバンが人間界へ不正渡航した疑いが出て、彼の孫であるイルマが人間ではと疑っている。
だが、もし無理矢理連れて来たのならば、保護して魔界に関する記憶をすべて消した後に人間界に返すつもりでいる。
イルマと接触した当初は彼に好感を抱いていたが、娘がイルマに好意を寄せていると知ると一転して彼を警戒し、目の敵にするようになる。
だが、イルマに接触させないようにアメリに「貴族会(デビラム)」や「アクドル大武闘会(だいうんどうかい)」のボランティアに参加させていたが、悉く裏目に出ている。
しかも、入間がアメリに相応しい相手かを客観的に見た結果、三傑のサリバンの(義理)孫という家柄、学生の身で位階が「ヘー(5)」という実力、アムリリスやバチコと深い親交を持つ人脈、三大英雄との全面戦争の危機を未然に防いだ功績等々、名実ともに申し分ないことに気付いてさらに苦悩する。しかし、入間からアメリに対する真摯な想いを聞いたことで、入間の人柄を認めるが、ヴィネに入間がバビルスで「ハーレム王」と呼ばれていることを聞いたことや、入間の周囲に多くの異性がいることから再び目の敵にしてしまうようになる。
しかし、この一件以降は本人なりに入間を認めているようで、魔関署特別警備長のナルニアが直属部隊「牙隊」を送って多耳族の独立阻止(という建前の入間の高位階昇級試験「スカーラ」の妨害)を命じた際には自身の直属部隊「爪(そう)隊」隊長であるキマリス・キリエライト大佐に命じて騒動を収めるなど、人知れず入間達の危機を救っている。しかし、これ以降はナルニアが13冠となって自身に対して独断的な姿勢を主張してきたこともあり、険悪な関係となりつつある。その後は入間の身の安全の保証と魔関署とメフィストの対立を防ぐためにメフィストに入間の位階昇級を保留にするように取り計らっている。
収穫祭の歴代優勝者の中にアンリの名前が書かれており、実は彼もバビルスの卒業生である。
魔関署の仕事として魔界に迷い込んだ人間の捕獲も担っているが、人間を排除すべきと主張するナルニアに対して、アンリ自身は人間は人間界に返すべきと考え、魔界に関する記憶を消して人間界に返す主義であり、そのことからも決して人間を軽々しく見ている訳ではなく、人間界に返すのも人間にとって魔界は危険だからという考えからである。
娘を想う父
これまで入間を人間ではないかという疑惑を持ちつつも静観に徹していたが、アメリの学生生活を知る為にバビルスを訪れた際にアメリが入間の前で自然な笑顔を見せた際に彼女の母と思われるメリーゼの面影を感じ取ったことで、入間に対しては偏見無しで入間にアメリのことをどう思っているかを問い、入間のアメリの様々な表情を見れることを贅沢に思っているという素直な意見を聞いた際に、かつてメリーゼと過ごした日々を思い出すと同時にメリーゼに言われた「(アンリの笑顔を見られる自分が)贅沢ものだわ」という言葉を思い出し、入間のアメリに対する誠実な姿勢と想いを聞いたことで、入間に質問に答えてくれたことに感謝しつつ遂に入間を認め、アメリとの仲を認めようとするが、帰宅途中に出会ったヴィネから入間がバビルスでハーレム王と呼ばれていることを教えられ、至急生徒会室に戻った際に入間が魔具研の面々に囲まれている光景を見たことで入間をハーレム王と誤解したことで、再び入間を目の敵にするようになってしまった。