⚠アニメ勢ネタバレ注意⚠
概要
第327話『ぜいたくもの』にて、アザゼル・アンリの回想にて登場した、小さな角のついたつば広帽子を被りワンピースを来たロングヘアーの謎の女性。
アンリが娘であるアザゼル・アメリの事をイルマがどう思うかと訪ね、「アメリさんの笑顔を見ると嬉しくなる」「楽しそうな姿を見ると僕はとっても嬉しくなる」と聞いて、アンリはかつてメリーゼと過ごした日々を思い出すと同時にメリーゼに言われた「(アンリの笑顔を見られる自分が)贅沢ものだわ」という言葉を思い出し、先ほどの台詞を聞いたアメリと同じく赤面していた。
この事から、メリーゼは「アンリの妻、または大事な人」ではないかと思われる。
考察
アメリ、アンリの元ネタ及び始祖の悪魔は「アザゼル」である。
エノク書に記される伝説では、アザゼルはもともと神に命ぜられて地上の人間を監視する天使たちの一人で、その統率者でもあった。しかし人間の女性と恋に落ちたことが神の怒りをかい、堕天させられたとされている。
作中では実際にアメリが人間であるイルマに恋をしているが、「実はメリーゼも人間でないか?」と考察される。
バビルスの生徒会室には禁書もとい何故か人間界の少女漫画「初恋メモリー」が置いてあり、元々はアンリまたはメリーゼのものなのではと思われる(収穫祭において、優勝した歴代の若王にアンリの名前があった事から、アンリもバビルス出身である事がわかる)。
アンリは魔関署の仕事として魔界に迷い込んだ人間の捕獲も担っているが、アンリ自身は「人間は人間界に返すべきと考え、魔界に関する記憶を消して人間界に返す」と語っていたが、後にナベリウス・ナルニアが「人間を排除すべき」と主張している事が判明している。
第369話でイルマのスカーラの妨害を阻止されたナルニアの手に「人間強制送還法」があり、次ページでアンリがメリーゼの写真が入ったロケットペンダントを見ていた事から、「メリーゼは記憶を消されて人間界に戻されたのでは?」と思われるが…?
それらを踏まえ、メリーゼがアメリの母と仮定すると「アメリは人間と悪魔のハーフ」の可能性も出てくる。
- アクドル大武闘会において、アメリのアクドル名は「メリー」であった。
ただし、元同級生であるライムに対してアンリは堂々と既婚者だと語っている他、入間が人間ならアメリとの交際は認められないという考えも持っていることから、メリーゼは普通の悪魔であり、何らかの理由で死別及び離別した可能性もある。