プロフィール
名前 | アザゼル・アメリ |
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性別 | 女性 |
身長 | 190cm |
体重 | 69kg(羽と尻尾除く) |
誕生日 | 3月13日 |
見た目年齢 | 17歳 |
一人称 | 私 |
呼び名 | アメリさん(入間など)、会長(生徒多数)、まっかちゃん/まっかちん(クララ)、アメちゃん(エリザベッタ) |
所属 | 悪魔学校(バビルス)2→3年生、生徒会師団 |
位階 | ヴァウ(6) |
家族 | アンリ(父) |
好きなもの | イル…んんッ!!、読書(特に家系に伝わる禁書を読むこと)、秩序 |
苦手なもの | 細かな手作業、諦めること |
家系魔術 | 幻想王(ロマンチスタ) |
CV | 早見沙織 |
舞台演者 | 立道梨緒奈 |
名前の由来は、旧約聖書に登場する堕天使・悪魔アザゼル。
概要
悪魔学校(バビルス)の生徒会師団の生徒会長。本作のヒロインの一人。
気高き立ち振る舞いで威風堂々としており、位階に恥じぬ実力と頭脳は強烈なカリスマ性を生み出している。
生徒会長という立場上、一部から恨みを買われているがその実力から反抗されることは少ない。
鈴木入間が人間であると疑い、正体を探るうちに恋心を抱く。
人物
通常の悪魔よりも高い長身と抜群のスタイルを持つ美女。
2年生でありながら位階「ヴァウ(6)」であり、バビルスの全生徒を束ねあげる女傑。
入学当初から目立ち続ける入間のことは人間であると概ね確信している。しかし、家系に伝わる禁書(初恋メモリー)が人間界の少女マンガであり、それを持っているところを入間が目撃。その書物の内容を容易に読み解いたのを見て、自身が持つ書物の朗読と解説をさせることを優先した。
一度は非公式ファンクラブ「アメリ親衛隊」隊長エリゴス・シネルの「おしとやかになったアメリ会長を見てみたい」という願望から作り出した怪しい薬によって、普段とは一転しておしとやかな乙女に変身したことがある。
この騒動をきっかけに入間への恋心を自覚し、彼の恋人になる事を野望のひとつに据える。
普段は威風堂々とした生徒会長として振る舞っているものの、実は夢みがちな乙女。少女漫画のような恋に憧れており、入間とロマンスを妄想しては悶えている。
思い込みがとても激しく、遊園地の誘いのメールをデートと勘違いしたり、付き合ってもいないのに彼が女子に人気だと「浮気者」と立腹したり、オペラから就職の誘いを受けた際には「同じ屋敷に住む=結婚」と舞い上がったりと忙しない。
恋に奥手な性格と入間のポヤポヤした態度で二の足を踏んでいる現状だが、貴族会(デビラム)で一歩前進した。
終末テスト後にクララに連れられて女子会に参加することとなり、そこで問題児クラスのイクス・エリザベッタとクロケル・ケロリとも親しくなる。
13冠の一角であり魔関署警備長である父アンリを尊敬し、将来は家業を継ぐ予定(が、上記のオペラからの誘いも捨てがたく迷っている)。ちなみに父親も娘同様に思い込みが激しく、アメリと入間の仲を想像しては眼鏡を割るほどに動揺している。
実はかなりの料理下手で、幼い頃に父のためにケーキを作ったものの、ケーキには到底見えない怪しい煙を漂わせる得たいの知れない代物であり、それを食べた父からは遠回しに料理を禁止されていた。
同じ料理下手の入間との初めての手料理では、見た目からしてヤバい物が出来上がり、見かねたオペラの指導によってまともなクッキーを作れた(しかし、指導したオペラは精魂尽きており、次の料理をお願いされた時は「勘弁してください」と拒否された)。
入間の"降魔の儀"(所謂、お誕生日会)の際、彼の捧げ物として特大のクッキーをプレゼントしている。
アクドル大武闘会では、ボランティアとして警備スタッフをしていたが、騒ぎを聞きつけてデビムスの控室にやって来た時にくろむ(ケロリ)やイルミ(入間)達と遭遇。ロックアクドル・ギャリーによってチームに欠員が出てしまったことで、急遽くろむによって無理矢理アクドルにされてしまう。
ちなみに、アクドルとしての名前は「メリー」。
突然アクドルにされて露出の高い衣装を着せられたことに、事態が把握出来ず動揺を隠せなかったが、事情を聞きウォルターパークでの魔獣との戦いでくろむの歌によって助けられたことへの恩返しからアクドルを引き受けた(だが、衣装には抵抗があった)。
競技の第1種目から出場するが、他のアクドル達が「全力でやるのは恥ずかしい」と語っていることに不満を抱き、それを否定するために全力で挑み(一応、可愛さアピールもしているつもり)、第1~4種目全ての1位を総なめした。
最後の種目のロックでは、ドラムを担当。実はドラムはやったことはなかったが、気合ですぐに覚えた。
大武闘会後、何人かの女性アクドルに「メリー様」と呼ばれて慕われている。
ちなみに、イルミを初めて見た時から入間ではないかと勘付き、彼に女装癖があるのでは疑っていた。そして、大武闘会の一件で、入間の趣味だと断定して理解できるように努めると決意してしまう。
3年生に進級した際、制服を一新する。新入生の入学式後、1年生主席で大武闘会の時に顔見知りとなったケロリの妹・チマから「一番を奪(と)る」と宣戦布告を受けた時は、自分に挑戦する心意気を頼もしく思っていたが、彼女も入間に好意を寄せている様子を見て、本当の意味を理解してかなり警戒する。
「大貴族会(デビキュラム)」では、入間をエスコート役に指名してハンカチを渡している。
バビルスでは生徒会は業務があるので通常授業はあまり受けず、アメリも通常授業はあまり受けていない模様(試験のみ参加している模様)。
能力
家系能力は「幻想王(ロマンチスタ)」。
アザゼル家の家系能力で端的に言えば自己暗示。思い込む事で全能力を最大限にまで向上させる鼓舞魔術であるが、相手に臆さない強い精神力が必要となる。
「私は強い」「私は潰れない」など身体強化はもちろん、毒に対しても「問題なし!」で無効化するなど応用力も高い。
なお、身体機能を全解除しているため、戦闘後はリバウンドとして全身が痛むという欠点がある。
余談
由来
- 元ネタ及び始祖の悪魔は「アザゼル」。
- エノク書に記される伝説では、アザゼルはもともと神に命ぜられて地上の人間を監視する天使たちの一人で、その統率者でもあった。しかし人間の女性と恋に落ちたことが神の怒りをかい、堕天させられたという。恐らくこれが生徒会長であることと、入間への恋心の元ネタと思われる。
関連イラスト
関連タグ
関連人物
CP
他作品
- ヤマト(ONEPIECE):中の人繋がり及び「頭に角」、「大柄女性」、「母親は不明ではあるが父子家庭」、「重要な書物を持っている(その書物は彼女曰く『聖書(バイブル)』)」等いくつか共通点がある。ただしアメリと違い、こちらは父親との仲は険悪で親子関係はあまり良くない。
- ヨル・フォージャー:同じく中の人繋がりのキャラクター。性格や雰囲気は怪しい薬でおしとやかになったアメリと似ているが(後、時折突飛な妄想に走る所も)、アメリと同じ殺人的な料理の腕前を誇る。ただしこちらは、幼少期にその殺人的料理を嬉々として食べる肉親がいたせいで一切の遠慮なく料理を振る舞おうとする。
- 桂ヒナギク:主人公との絡みが多い生徒会長繋がり。しかしスタイルや料理の腕など真逆な部分が多い。ちなみに早見氏が演じたキャラとキャラソンでコラボしたことがある。